2012年1月29日 (日)

「無責任艦長タイラー」(吉岡平)

最初に無責任艦長タイラーが出たのが1989年。
すちゃらかな植木等が戦艦の艦長したらこんな風になるだろうなあ、といった感じの軽いのりの、今で言えばライトノベルに分類される小説でした。
最近復刻版がはやっていて、タイラーも第1巻と第2巻に書下ろしを足して、という感じで発売されました。
懐かしいので朝日ノベルズの戦略にはまってあげました。
久しぶりに読んで面白かったです。
昔の小説のハチャメチャぶりがとてもいい感じです。
朝日ノベルズのシリーズはでっかいから本棚が大変なんだけどな・・・

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2012年1月28日 (土)

王侯貴族とか名家とか

 うまくまとまったら後で書き直しますが、王侯貴族や名家などがなんで発生したかのほんわかした考察。

 まず王侯貴族など。
 時が経過して権威化しているのですが、発生の段階では武侠。
 平たく言うとやくざのでっかい版。
 世界中の歴史に現れる王侯貴族は漏れなく武侠の進化系。
 当然世界史の戦争は漏れなく武侠の抗争。

 武侠が年を経ると権威化して王侯貴族のできあがり。

 そしたら名家、すなわち経済階級は。
 王侯貴族を利用することで経済力を稼いだ連中。
 王侯貴族が力を失ってこの方、影響力は大であります。

 民主主義だろうが独裁だろうが。
 実際に現代史を鉛筆なめて書いているのは誰なんだろうね。

 酔っ払って書いているのでけっこういい加減ですが、この辺で。

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2012年1月22日 (日)

2012年 お年玉つき年賀はがきの当選番号

昔々、FSCIのプークさんがやっていた年賀状の当選番号の簡単な調べ方。
昨年と同じ文章ですが。

当選番号の下2桁に注目して並べ替えます。

3等 **2511
1等 030625
4等 ****27
4等 ****44
2等 675457
2等 071658
2等 153787

年賀状の番号の下2桁に注目して一枚ずつ確認していきます。
年賀状を並べ替える必要が無いので、わりと簡単です。

郵便年賀のサイトはこちら→http://yubin-nenga.jp/otoshidama/number.html

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叫ぶべきは若者論か大人論か

 現在の日本では、あるいは世界に拡げても良いかもしれませんが、世の中の閉塞状況に焦りを感じた有名人が若者論を展開することが多いです。
 こういった事象は古代エジプトの時代から連綿と継続していて、数千年の昔から”今のわかいもんは云々”なのである。
 気にしなくて良いといえばいいんだけど世間的にはそれが正義の様に取り扱われていて、勉強や読書をしている時の選挙カーのように耳障りではあります。

 当然ながらこれに対応するように今の大人は粗悪品だと若者が言うことは可能なわけで、実際27歳のブロガーさんが良い記事を書いたりするわけです。

 TBNさんところで紹介されてた、
 Rootportさんの<デマこいてんじゃねえ!
 http://d.hatena.ne.jp/Rootport/
 『どう考えても若者論より「大人論」のほうが必要です
 http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20120120/1327071261
 です。
 なかなか面白かったのでぜひ見てください。拡散ものでしょう。

  これを読んで思ったのは、藤子不二夫の作品で
「地球を観察していた宇宙人がいた。彼らは地球人類を残すべきか滅ぼすべきかで議論をしていた。ある宇宙人が、
”この星の生物は数千年の昔から<今時の若い者は・・・>と言っている。年々劣化していることを示すものだから宇宙に害悪が広がる前に早急に滅ぼすべきだ”
と言った。
ところが別の宇宙人が、
”いやいや、この星の若い生物は長い間<今の大人はだめだ。俺たちが世の中を変えてやる>と言っている。年々向上を模索していることを示すものだから滅ぼすべきではない”
と言った。
”いくら議論をしても埒があかない。この星の生物がどのようになるかもう1単位の間観察して決めよう”
”そうしよう”」
 という話でした。ちなみに1単位(1チクタクって言ってたか?)は人間の時間で数千年らしい・・・
 誰かもうちょっと詳しい話覚えてないかな~

 さて、若者論を振りかざす大人(老人)こそが困った人たち、暴言すると諸悪の根源、という見方も成立するのですが、もう一歩進んで。

 過去との比較で言えば、若者論に対して年長者論というものが成立するわけです。
 昔の政治家、企業家、官僚、マスコミ、親や年寄りは立派だったのに今の連中は、とか。

 多分言える事は、今まで経済や政治でなんとかうまくやっていたのは戦前世代のおかげかもしれないが、今政治経済がぐだぐだになっているのは環境のせいではなくて還暦近辺世代の責任ではないのかな。
 まだ影響を及ぼさない若者に責任を押し付けるのは多分間違っているのでしょうね。
 該当世代には猛省を希望します。

 また我々の世代以下も修行が必要でありますね。
 今の責任世代を反面教師とするのも良いかもしれません。

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2012年1月15日 (日)

「赤髪の白雪姫」(あきづき空太)

 今回は少女マンガ。

(あらすじ)生まれつき赤い林檎のような美しい髪を持つ少女・白雪。その珍しい髪色を悪名高いラジ王子に気に入られ、愛妾にされかかったので国を出ることに! 辿り着いた森で出会い、力をかしてくれた少年・ゼン。彼は実は、隣国の第二王子だった!!

 部屋に転がっていた漫画本を何気なく手にとって見たのですが、これが面白い。
 登場人物が全部魅力的なんですね。

 少年少女の愛の物語というばそうなんですが、なんとなく少年漫画テイストが加えられていると感じるのは私だけでしょうかね。いや、それがとても良い味付けになっているので好感が持てるのですが。

(あれ、もともと強敵を乗り越えたりライバルが味方になったりするのは少女マンガでも常識的な文法だったっけ?)

 ともあれ、少女マンガにアレルギーがある人でも読めるのではないかと思った次第です。
 私は面白いと思った。

 けっこうお勧めの漫画ですね。

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2012年1月 4日 (水)

「十字軍物語3」(塩野七海)

 塩野さんの十字軍シリーズ最終巻です。
 リチャードとサラディンの第三次十字軍で始まる本巻。
 なんでこう塩野さんが書くとかっこ良くなるんですかね。
 第六次のフリードリッヒ、そしてフランス王ルイと続き、
 中東の地からキリスト教国家が消え、十字軍の時代は幕を閉じました。
 11世紀終わりから13世紀終わりまで約2世紀の旅が終わります。

 ローマ人の物語、ローマ亡き後の地中海世界、十字軍物語、あと海の都の物語。
 塩野さんのこの系列の著作は全部読みましたが、全部面白かったです。

 ありがとうございました。

(まだ書くかな?)

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2011年12月20日 (火)

21世紀。時代は北斗の拳か

 北斗の拳という漫画がありました。
 少年ジャンプで連載されていましたがテレビアニメにもなりました。

 199X年、世界は核の炎に包まれた・・・
 かなりの人気を博し、「お前はもう、死んでいる」とか「ひでぶ」とか流行りました。

 1990年代、核戦争はありませんでした。
 しかし、ソが崩壊、中国が開放経済へ転進するなど、世界は様変わりしました。
 グローバリゼーション、自由化。
 飽くなき経済発展への挑戦。
 数度の世界経済危機の果てに世界が選択した姿は。

 弱肉強食の世界。

 勝ち組と負け組に分離される世界。
 負け組は勝ち組から搾取される世界。
 しかし勝ち組もバトルロワイヤル、気を抜けば転落する世界。
 負け組同士もバトルロワイヤル、生活の権利を奪い合う。
 まごうかたなき格差社会。

 まさに北斗の拳の世界ではないか。
 モヒカンでひゃっはーな雑魚がのさばる世界ではない。
 しかしそれに似た連中はいっぱいいないか?

 北斗の拳の世界は静かに広がっている。
 国の正確が元来自由な米国および中国。
 経済破綻した国々。
 経済発展を望む国々。

 このまま世界はリアル北斗の拳となってしまうのだろうか。

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2011年12月17日 (土)

「中国化する日本」(與那覇潤)

副題:日中の「文明の衝突」一千年史

 著者は30代、若手の歴史学者の准教授。
 専門は日本近代史で三谷博先生のお弟子さんの様子。
 本文中に宮崎アニメの引用とか出てくるのはいいとして、アルプスの少女ハイジや戦中戦後の内外の映画とかあんた生まれて無いのになんで詳しいの、みたいな仕掛けもあって侮れません。

 さて、この本では中国化=郡県制、一方の反中国化を江戸時代化=封建制として扱います。一応ここでの封建制は東洋の封建制で、西洋の封建制ではありません。
 中国では宋朝の時代(10世紀)に唐の時代までの貴族制や封建制を取り払って、皇帝専制で郡県制な制度が確立してしまった。現代の中国はそこからほとんど変化していない、まさしく歴史の終わり。

 明治大の加藤徹先生とかが言ってましたが、日本の江戸時代を現代日本人が懐かしく思うように、中国人が思うのは宋朝の時代だとか。例えば有名な江戸時代の江戸町奉行に大岡越前がいますが、中国で大岡越前にあたるのが宋朝の包公。感覚としてはそんなものだと思ってください。

 日本は唐朝までは取り入れたんだけど、なぜか宋朝の制は取り入れなかった。取り入れるためのバックグラウンドが不足していたのもある。封建勢力と集権勢力のバトルの後江戸時代が確立してしまった。
 そんな感じで中国化=宋朝化せずに日本は江戸時代化し、19世紀以降も国際化と再江戸時代化を繰り返しながら今に至るわけです。

 著者曰く、中国(各朝)はずっと先進国で経済大国だったわけで、たまたま西洋が一時的に中国を凌駕していたんだが、また中国が大国っぽくて経済大国っぽくなってもそんなに不思議なことではない。ちなみに西洋が不思議な伸びを示したのは、アメリカ、アフリカ両大陸から無限に搾取していた(著者は他人のクレジットカードで豪遊していたと表現。素敵)からで、そろそろエフェクトが切れてきたかな?

 日本は中国化=国際化するのか、再江戸化=鎖国するのか。中国化すると米中のように貧富の差は拡大するし、鎖国する場合はそのまま北朝鮮へようこそになってしまうしいろいろ大変な感じです。

 あと姥捨て山の話も出てましたね。姥捨て山は可哀想だから老人は大切にしましょう、年金は十分に医療は無料で。江戸時代も老人は大事にされていましたが当然経済的に影響を受けるのが若年世代。若者は長男以外は結婚できずニート、もしくは江戸で奉公してフリーター。江戸奉公の死亡率は3割、大戦中の兵士の死亡率より悪いというのがすごい。
 現代日本も老人は大事にしましょう。若者はニートでフリーターで間引けばいいじゃん、江戸時代から変わらないんだ。

 とりとめもなく書き連ねましたが、いろいろぶっ飛んでて楽しい本です。特に右翼左翼を叩きのめしているところがナイス。
 是非とも読んで欲しい本です。

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日本人=変態説

 モノを投げないでください。
 または、「何をいまさら」なんて言わないでください。

 別の記事で書くんだけど、「中国化する日本」というのを読んで思ったというか思いついたことです。
 日本人は変態、英語で言うアブノーマルじゃなかろうか。
 異常じゃなくて変態
 そういう補助線を引くとすっきり解決、というか一応日本にも世界にも説明できるかな、と思ったんです。
 とにもかくにも、日本って世界と比べて変わっているというのは地球人類の共通認識じゃないかと思うんです。
 そこで、たいがいの世界を人類標準=ノーマルとして、日本は人類標準とは異なるアブノーマルとしたわけです。
 このアブノーマルを異常じゃなくて変態として考えたわけです。
 ちなみに、さっきの本ばりにノーマルというのは中国や米国のあり様を指します。

 なんで変態なんかと言えるかというと。

Q.なんで日本では「滅私奉公」なんてのがありえるんですか。奴隷とどう違うんですか。
 とかいった問いに対して、
A.それこそ変態だからです。滅私奉公が成り立つのはまず日本のような文脈だけです。日本以外では通常奴隷状態と認識されますが、日本では個の尊厳として成り立ちますし称賛される対象です。だいたい日本人以外だったら滅私奉公なんて堪えられません。人類一般=ノーマルに堪えられないことをなんとかやっているんだから変態としか説明できません。
 といった風に答えられます。
 自家撞着定義だ、と言う無かれ。
 件の本を読めば分かりますが、この変態は江戸時代に完成したたぶん日本固有のものです。江戸時代の社会のありようと密接に関係しています。
 では、続けます。

Q.昭和初期の戦争中の日本人は優秀だったのか。士官はともかく兵は優秀だったと聞くが。
A.優秀かどうかは判定できない。変態だったと定義したほうが理解できる。特攻とか普通の人類では困難で、米兵が恐怖したのも頷ける。全員とは言わないがかなりの若者が特攻を是としたのだから人類的には変態と言わざるを得ない。なお戦後の進歩派の人が言う戦争の犠牲者というのとは違う。本人には大いに意味があったのだから、無駄死にとかそういうのとは全く異なる。

Q.戦後の高度経済成長は日本人の優秀さの表れなのでは。
A.器用だったかもしれないが、本質は質の不足を労働時間の長さで補ったがんばり。ただし、普通人類はそんなにがんばれない。変態ともいえる働きぶりによる。江戸時代の生産力が生産性の向上じゃなくて労働時間の延長で実現されたものの投影といえる。まずは日本人にしかできなかったのは確か。

Q.20世紀終盤になって進歩派(俗称:サヨク)がいわゆる自虐史観を展開しているのは何故か。やはり外国の陰謀か。
A.外国の影響を皆無とするのは無理だが、基本的には日本人の変態性が大きい。「全部お前が悪い」とか言われて「仰るとおりです」と納得するのは普通の人類ではありえない。更に同胞に向かって、あの国の人々が我々を非難するのであるからあなた方も私と同じように謝罪するのが適当です、などというのはまさに変態である。

Q.何故明治大正昭和の人は苛烈な労働条件にも関わらずあまり文句を言わないのか。平成でもそんな感じだが。
A.百姓仕事に比べて兵役や産業労働がそんなに苛烈ではなかったから。冗談のようだが本当の話である。田舎で百姓仕事を経験してない人は使い物にならないのである。例えば非農家の女性が百姓の嫁になっても使い物にならない。百姓仕事に耐えられるのは変態だけである。普通人類には無理。百姓の倅が言うのだから間違いない。だから百姓出身の労働者に支えられていた日本産業は変態の巣窟なのである。世界が真似できるわけがない。

Q.日本の人材は世界に通用しないといわれるのはなんで?
A.日本人は日本の国内で評価されるには変態にならないといけません。人類標準の素行をしているとある日突然、「何あの人、空気読んでない」となります。滅私奉公です。会社の運動会を欠席してはいけません。でも限られてはいるけど「出る釘」な人で、人類標準な感覚を持つ人が世界に出ると輝いたりするから侮れません。まあ、そんな感じで日本慣習に生きる変態になったら、かなりの割合で世界標準についていけません。日本政治で経験を積んだら世界政治でおいてけぼりになります。ちなみにここでの変態は百姓仕事での変態と微妙に異なります。

 こんな感じで切っていくといろいろ面白い景観になりそうです。

Q.クール・ジャパンとか日本が誇る文化があるだろう。
A.全部とは言わないけどほとんどが変態文化。欧米で日本の美術に影響を受けた美術家がけっこういるとか言うが、美術家は失礼ながら変態の一味と考えられるので、補強材料にしかならない。北斎のタコ娘の絵が芸術か?、変態だろ。アニメとか漫画とか世界標準では子供のものとされているものを大人が真剣に楽しんでいる。どう考えても変態だろ。でも、大人が子供のものを楽しむ変態文化は悪くはない。他国にはギーク(オタク)以外存在しない。

Q.しかし阪神大震災とか東北大震災では日本人の整然と秩序を守る姿勢が評価されたが。
A.そう。これこそが日本が世界に誇る変態の姿。大災害が起こった後は無秩序、悪くすると略奪など、個人が自力救済に走るのが人類標準。生物学的には日本人の規則正しさは異常と考えられる。すなわち変態である。日本人以外ないとはいわないけど江戸期で醸成された変態性を身に着けてないと、ああはならない。

 他にもたくさんあると思いますが、これくらいで締めます。
 変態という言葉はアブノーマル、すなわちノーマル=世界標準の対の語です。
 国内外の日本優秀説や日本劣等説を叫ぶ人たちに対する蟷螂の斧です。

 

興味を持ってくれる人がいれば嬉しいですけどね。

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2011年12月11日 (日)

子供が水準線を形成することもある

 今朝山ちゃん(山寺宏一)のラジオ番組で;
 横断歩道にて、まだ赤信号だったけど車が来なかったからいいか~と思って渡りかけたら、後ろにいたおばあちゃんと小学生、その小学生から
「赤信号で渡っちゃったらだめなんだよね」
 という声が聞こえたので、思わず出しかけた足をひっこめました、とさ;
 という話題があった。

 前に荒れる成人式というのがあって、いろいろ解決策が模索されたうちの一つ。
 滋賀県だったか、成人式の入場口のエスコート役に小学生を使うってのがあって。
 だらしないかっこをして入ろうとしていた20歳が、小学生を見た途端ぎょっとして。
 慌てて身なりを取り繕って入場したんだとさ。

 なかなか示唆に富んだお話ではある。

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