日本人にとって海外投資は危険である
最近のニュースで、イラクが日本に対して持っていた借金が大部分棒引きされて、イラクに投資していた日本企業がだいぶ損した、みたいなのが流れてました。
日本の企業や人々は手持ちの金を海外に投資して儲けようとしているようですが、上記のように実際は儲けるどころか元本も回収できるかどうか怪しい状況であります。
例えば中国。今中国熱に浮かされて、トヨタを代表格として大企業から個人まで中国に投資をしているみたいですが、果たして元本が帰ってこないことまで計算しているのでしょうかね。
投資をしている国から、うちは経済が苦しくなったので借金を棒引きしてください、と言われるとそのまま聞いてしまうのが日本国政府なのです。つまり、日本国政府を全く当てにできないのに、日本国政府を信用してどこかの国にお金を流しているのです。頭の中がお花畑な人にしかできない技です。
うちの上司の上司が「日本国政府は国民を売るからな~」とよく言っていますが、そのとおり。
貸したお金は戻ってこないですよ。人間、借りた金は返さないといけないので、それを守っている日本人は偉いのですが、世界の大部分は借金を如何に踏み倒すかに心血を注いでいると言っても過言ではないのです。
じゃあ国内なら安全なのか、というと国内も安全じゃない。株にしろ投資の勧誘にしろ、素人はまずふんだくられるだけです。今日もマンションへの投資の電話がかかってきましたが、すぐに切りました。一体何回かけて来るんだろうか。投資は誰でも出来ます。しかし回収は専門家にしかできません。そこがわかってないと多分駄目でしょう。
友人に脱サラして会社をこさえた人がいます。仕事を請ける営業活動も大変だったようですが、もっと大変だったのが仕事の料金を回収することだったそうです。お金を払う時は誰でもしぶくなりますからね~。
話題がずれていってますが、結局は投資や労働の提供には十分の注意を払いましょうと言うことでした。弱気な人は最悪お金がもらえませんよ。世の中は良い人ばかりじゃないですから。寂しいですが、現実は厳しいようです。
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