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2006年2月19日 (日)

そして日本の現状を考える

 昨年後半、ライブドアの元社長のホリエモンが自民党執行部の応援を得て広島で出馬したこと、ホリエモンが「天皇制なんていらない」と発言したことなどから考えても、K内閣はそういう姿勢だったのだと思われますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 さて、nikaidou.comの2月17日5:30の記事中こんなものがありました。


(引用開始)

<JNSA>さんよりの投稿を記す。

 いつもご苦労様です。・・・(中略)・・・これは、ちくま新書から元外交官の原田武夫が書いた本からまとめたものと思われますが、興味深いです。以下。

 「かつて米国は貿易摩擦で徹底的に日本に圧力をかけた時があった。しかしある時点からこの貿易戦争はパッタリ終わった。貿易戦争のとき日本の官僚は徹底的に抵抗した。米国は戦略を変えた。日本は訳のわからない国だ。理解できない国だ。官僚の抵抗は度しがたい。そこで日本を構造改革して米国に都合の良い国にしてやろう。これは俺たちにとって都合の良いことであるが、日本の国民にとっても良いことなのだ。

 官僚に牛耳られた理解の出来ない日本をグローバルスタンダードの国にする。これなら日本国民はすっかり騙されて小泉を支持するだろう。

 米国が露骨に日本に圧力をかけて日本国民に嫌われるよりも、陰に隠れて在日を使って「改革」を進め たほうが手っ取り早い。三文芝居の脇役は小泉や竹中が喜んで演じるだろう。国民に抵抗勢力は悪者であると信じ込ませればいいのだ。日本国民の反発を招かず に、日本を「改革」することによって真っ先に米国が儲けさせてもらえばあとはどうでも良い。「利益確定」すればよいのだ。その最後の目的が郵貯、簡保の 350兆円の国民の金だ・・・
  「・・・日本人の誰と話してもみんな仕方がない、米国のいうことに従わざるを得ない、黙って従った方が得だ、と諦めているようだ。我々はもはやアメリカが書いた日本搾取のシナリオから逃れられないのだろうか。

  いや諦めるのはまだ早い。その方法が一つだけある。唯一の反撃は、米国の書いたシナリオの『番狂わせ』を行うことだ。それが出来るのは政治家でも役人でも日本の企業でもない。唯一それが出来るのは我々一人ひとりの日本人だ。米国が日本政府を通じて掠め取ろうとしている我々の金を、我々が自分で管理し、運用すればよいのだ。郵貯、簡保の金を引き出そう。銀行や投資会社に預けたり運用したりする金を引き出して自分で運用しよう。米国の国債なんかに自分の金を使わせないよ うにしよう。米国の投資会社に儲けさせないようにしよう。ついでに増税という形で日本政府に我々の金を吸い上げさせることを止めよう。それが米国に持って いかれるのだから。自分で自分の金を運用することはリスクをともなう。勉強する必要もある。しかしそんなことはちょっと勉強すればだれでも出来ることだ。 自分の金は自分で使おう。外資系ファンドや投資会社のカモになるな

 外資系ファンドや投資会社の下請けをしているような日本の金融会社、銀行、生保、郵政公社、証券会社に自分の大切な金を任せるな。米国の権力者が 日本政府を使って我々の金を奪おうとしても、我々が自分で稼いだ金を金融会社に渡さなければ、さすがの米国も我々個人の金を力ずくで奪うことは出来ないの だ。これこそが米国の書いたシナリオを突き崩す唯一の方法だ・・・

以上

(以下略、引用終わり)


 まあ、何かするのは外国の勝手ですが、日本人としては情報をよく集めてどのように対処したらいいのかをじっくり考えることが肝心かと。あまりじっくり考えていると皇室典範のように喉元に刃物を突きつけられる格好になるので、それなりの速度は必要なのですが。

 現代の状況が何故このようになっているのかを見極めるには、この状況に至った歴史の流れを考えてみることが必要ではないかと思った次第です。
 急がば回れです。
 政略/戦略/戦術/戦闘、これらのレベル判断と戦い方を間違えると負けます。
 戦争はミスが多かったほうが負けるのです。

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