2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

« 2006年2月 | トップページ | 2006年4月 »

2006年3月29日 (水)

”人は見た目が9割”から考えた

 またスパム業者からのトラックバックを受けて憤慨している今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。
 そういう日に限って、ココログがメンテナンス後にごたごたしてたりしてログインできない。
 これぞ”マーフィーの法則”でしょうか?(違)

 前回の”人は見た目が9割”の第10話”行儀作法もメッセージ”のところを見てこんな表を思いつきました。
 TABLEを利用した遊びです。

                 
仕事ができる仕事ができない
行儀作法ができている一人前ええかっこしい
行儀作法ができていないかっこ良くない社会人としてどうよ?

 単なる思い付きです。
 夜中に目が覚めるとろくなことをしないかも。

2006年3月27日 (月)

「人は見た目が9割」

(竹内一郎著、新潮新書)

 情報の伝達手段として、言葉は全体の7%しか占めていない。
 残りの93%の方が当然割合が大きい。
 そこで「見た目が9割」なのである。
 見た目だけでなく、仕草、行儀作法から伝わるメッセージは実は大きい。
 そういったことが書かれています。
 マンガ、舞台を活躍の場とする著者ならではの視点が新鮮です。
 一読をお勧めする本です。

ニフティ・パソコン通信終了

 お世話になってきたNIFTY SERVEが、3月31日幕を閉じます。
 (「ワープロ・パソコン通信」サービスの終了について
 社会人になってから使ってきましたが、様々な人に出会える機会を作ってくれたニフティのパソ通には感謝、感謝です。
 ニフで出会った人々とのつながりは一生の宝です。

2006年3月26日 (日)

悪魔との契約と魂

 儀式を行い逆五芒星陣の中に浮かび上がる悪魔。
 曰く「汝が魂を我に与えよ。さすれば富貴名声、汝が望みし物を与えん」

 この様な形式の物語は古より、童話や映画など色々な所で使われており、皆が抱く印象ではないだろうか。そして想像の世界のものとして皆思っているだろう。

 ところで、ある現場では全くこれと類似の事が行われている事にお気付きだろうか。

 若手芸能人、若手作家が金の卵を産む鵞鳥となった途端、プロデューサーがここぞとばかりに活躍の場を与える。舞い込むファンレター、目も眩む収入、会う人は皆誉めそやす。まさに人生の絶頂・幸福期を味わうのだ。
 しかし、人気が衰えると、海辺の波が引く様に何もかも無くなって行く。そして彼らは魂の抜け殻となるのだ・・・

 これは解りやすい喩だったと思う。
 でも、あなたが雇われている人だったら舞い上がってないかどうかもう一度省みて見よう。周りも気が付かないうちにあなたの魂が吸われ続けているかもしれない。

2006年3月25日 (土)

米国の赤字の問題

 西半球にある軍事超大国。
 しかし、どうにも抜き差しなら無い状況にあるのではないか、という観測がある(拡大する双子の赤字)。
 2006年秋は米国中間選挙だが、そこまでに大事になるとは思えない。
 しかし、2008年秋の大統領選挙の時点で、彼の国がどのような状況になっているが、予断を許さないと思うのである。

 ちなみにACU(亜細亜通貨単位)がそろそろ始動するようであるが、これも動きを気をつけて観測しなければならないと思う。

2006年3月22日 (水)

ちゃんと調べましょう

 松浦さんのブログで新聞社が情けない記事を出していたことが判明(あまりにあんまりな記事にがっくり来る)。
 「情報収集衛星の軌道がわかってしまったらしい。これは大変だ。」と思った記者が慌てて書いてしまったものの様ですが、情報収集衛星の軌道は3年も前から判明しているのです(ここ)。
 衛星の軌道などは天文アマチュアレベルで十分わかることは、松浦さんのブログの中で書いてありますので省略。

 なんとなく、民主党の議員が最近「内閣の要人の身内とある容疑者との間で不適切な資金の流れがあったらしい」メールに飛びついて、結局失策してしまったのと似ているような気がしますが、どうでしょう?

 はしゃいでしまうと、人間周りが見えなくなるのはしょうがないと思うけど、確認は大事だよ。単純なミスなのか、これが日本のマスコミの限界なのか。多くの人が後者を挙げるだろうことに10トマト。

2006年3月21日 (火)

「仏教vs.倫理」

(末木文美士著、ちくま新書)

 仏教の倫理性欠如という刺激的な文言は、読書魂を惹きつけます。
 最近の日本社会における道徳・倫理が摩滅している様に見える件については、仏教を始めとして宗教は皆適用できない。
 宗教は超・倫理であると。
 そして葬式仏教は実は非常に意味があることではないのか、とも。
 究極の他人である死者を我々は忘れてはいけないという指摘には感服しました。
 生者だけでは世界を維持していくことができるのか、できないのではないか。
 この本は人間とは何かを問い直してくれる本です。

2006年3月20日 (月)

ちょっと休憩

 今日は「異議あり!」の2回目をやろうと思ったのですが、ちょっと面白いことになっているので紹介(釣りキチおやじさんのブログ参照)。

 これはこれは。
 なかなか興味深い話です。
 ただ同居人A曰く「反対側はどうなのさ?」
 反対側なんて見に行くことも無いのでわかりませんがな・・・
 今のところは検証できていません(する気もありませんが・・・)。

 ちなみに、やろうと思っていたのはこの話題(総統さん)。
 ちょっと面白系に流れすぎでしょうか。
 反省。
 まじめなサイトを紹介しておきます(今村さん)。

 記事を書く際、上記2つのサイトはもう一度紹介します。
 今日は栞という感じで。

2006年3月19日 (日)

異議あり!

 なんとなく番組やゲームのタイトルのようですが、まあ洒落ですから。

【外国人労働者受け入れ問題】

 さて、洒落じゃないのがこちらの話題。
 日本は将来人口が減少し、労働力も少なくなってしまう。
 そうすると経済活動にも悪影響が出てしまう。
 そこで、海外から労働者に日本に来てもらって経済活動の発展に寄与してもらおうと。

 待て待て、労働力が少なくなることは確かだろうが、何故それが経済活動に悪影響を及ぼすと言えるのか。だいたい身の丈以上の経済活動など、無理が生じて結局うまくいかないことは過去の歴史が証明している。旧帝国時代も財界が無理な海外展開をしたおかげで本朝は最終的に外国の管理下に置かれる羽目になるわ、国民は塗炭の苦しみを味わうわ、碌な事が無かったじゃないですか。
 今再び、景気・経済を錦の御旗にしても、費用対効果で非常に疑問があるのですが。
 すなわち、当初は労働人口の見かけ上の増加によって、経済活動は確かに活発になる可能性はあるのですが、それは世界経済が順調であることを仮定してのお話。まず、不況になれば豊富な労働人口はそのまま大量の失業者の問題と化すのです。
 これがまず一点。
 次に、世代が進むと、当然ながら海外からの移住者とその子孫と日本国民の間で、文化の差による深刻な軋轢が必ず生まれます。言語、習慣、宗教、地域関係。
 これで今現在深刻に悩んでいるのが、日本に比肩する経済大国ドイツ。トルコ人を中心とする外国人労働者をどんどん受け入れたのはいいですが、やはり失業問題や子孫の教育問題、宗教問題でいろいろ厄介なことになっているようです。この問題を解決する国家予算もかなりかかりますし、海外労働者およびその子孫、そして元々のドイツ国民の負担する気苦労や税金はかなりのものらしいです。
 外国人問題で苦慮しているドイツは、日本が外国人労働者受け入れに前向きなのを見て、非常に疑問に思っているようです。俺らがこんなに苦労しているのに、日本はやる気なのか?と。
 日本とて、旧帝国時代~戦後の混乱期に半島から来た人が多数いて、なお今問題を解決できない状況で、何をしようというのか。
 これが二点目。
 景気景気というけれど、将来の問題を過小評価している。景気が悪くなったら国民が困ると言うのが主張の一つかもしれないが、将来かかるコストを無視した議論は、まるで政府が赤字国債の大量発行をし、今さえ良ければ将来は子孫が何とかしてくれると考えているのに似て、考えが安易であると言えましょう。

 はっきり言います。
 財界の皆さん、貴兄らは旧帝国時代はその経済活動のために国を誤らせました。戦後の財界の努力は認めなくはないですが、ここで政府と国民に誤った負担をかければどうなるか。今度こそ日本の財界は崩壊しますよ。

2006年3月18日 (土)

「幼年期の終り」

(アーサー・C・クラーク著、福島正実訳、ハヤカワ文庫)

 SFの最高峰の一つに数えられる名作。
 人類が宇宙に進出しようとしていたまさにその時、宇宙から異星人が来訪する。
 彼らは人類の宇宙進出断念と引き換えに様々な技術を伝えることになる。
 しかし、彼らは人類の前に50年の間姿を現すことは無かった。
 そして人類の前に現れた彼らの姿は、驚くべきものだった・・・

 オーバーロードと呼ばれることになる彼らの不可思議な行動、そして人類の上に最終的に訪れる状況。
 こういった不思議な人類物語も、またありえるのだな。

2006年3月16日 (木)

「ストリンガーの沈黙」

(林譲治著、ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

 「ウロボロスの波動」の続編。
 AADDと地球の対立は次第に厳しさを増し、ついに地球はAADDへの攻撃を決定します。
 その時AADD側は、心臓部とも言える天王星系にあるAADがおかしくなっていきます。
 同時にストリンガーと命名された未確認物体が太陽系に接近。
 一体、AADDの運命はどうなるのか。そしてストリンガーの正体は。
 そして最後に衝撃の事実が出てきます。
 なかなか味のある作品です。

2006年3月15日 (水)

日本国内だけで見てないで世界で見てみよう

 やっとココログでリンクに画像をつける方法がわかりました。
 どこかに書いてあるかもしれないのですが、手探りでやると面白いですね。

 さて、ふくはらさんのサイトで3月9日に紹介されていましたが、YMコラム「宇宙技術の成熟度」の記事。


こうして世界のあちこちで起きているロケット打上げ関連のニュースは、日本の新聞ではほとんど報じられません。外国のロケットはいつも定時にきちんと打ち上げられていると信じている人があまりにも多いのに驚かされる昨今ですが、考えてみると、そういう記事を読んでいないのだから仕方ないですよね。


 情報があればそれなりに冷静に判断することができますが、情報がなければ日本のロケット打ち上げだけを見て一喜一憂すると言う、井の中の蛙的な状況になってしまうかも。

 この見方はあらゆる方面で活用できると思います。

2006年3月12日 (日)

やっぱり全世界で戦うのか・・・

 ちょっとココログのテンプレートを変えてみました。
 気分です、気分。

 さて、岩男さんという有識者会議の構成員の女性、まあぶっちゃけて言うと「草」ですが、海外向けにいろいろとラッパしているようです(びーちぇさん釣りキチおやじさん、他)
 海外に向けて発信することは、戦略のイロハなのですが、今までは乙種勢力とかが主にやってたわけです。ところが、最近はこういった草程度の丙種勢力まで積極的に海外展開を行っているようで、ちょっと情報戦に関しては状況は悪いかな。

 情報戦と言うのは当然戦略の基本中の基本なのです。
 我々素人のできることは限られていますが、ちょっとエンジンの回転を上げないとまずいかなぁ。

2006年3月11日 (土)

与太ばなし

 まあ、居酒屋で酒を酌み交わしながら飲んでる気分でお読みください。

 今朝、三代澤康司さんの番組で、日本、中国、アメリカの親子の調査みたいなものを放送していました。ちゃんと聞いてなかったので新聞か雑誌の解説でしょうか。それによるととにかく日本の子供(高校生くらい)のテンションは低い、と。そして日本の親は子に対して無関心である、と。相関関係は不明ながら、原因の一端は確かにここら辺にあるのかもしれません。

 同じ番組で35歳の女性が、結婚して娘もいてなおかつ宇宙飛行士の試験に合格したというニュースも流れていました。夫も嫁さんの活動を助けるため、退職し主夫になって支えたそうで。しかも旦那、落ち着いたから会社を興すそうです。この女性の宇宙への憧れは「宇宙戦艦ヤマト」だったとか・・・

 この2つを比べて、おやと思いました。
 そしてあることに気が付きました。
 我々の世代と前後の世代のこのギャップは何?
 ちょっと生まれ年でまとめてみましょう。思いっきり私見ですが。

【昭和20年代、30年代生まれ】
 敗戦によって思いっきり反戦、反権力。その後朝鮮戦争やベトナム戦争から、反安保、反米が色濃い。そういった意味の反日日本人の巣。

【昭和40年代生まれ】
 奇跡の経済成長が見えてきた時代。父母は経済発展で忙しかったため、祖父母の愛と思想を一心に受ける。

【昭和50年代以降生まれ】
 特定アジアからの思想攻撃の本格化に伴い、教育現場では反日に転換。以降再び反日日本人の巣になる。

 これを今の年齢に再配分して考えましょう。

【40~50歳代】
 一生懸命働いてきたが、わりと個人主義が目立つ。特に団塊の世代。家族制度とかが米国の統治下でリセットされたので、家庭より会社に時間を割く。子育てはけっこういい加減にしてしまったところも。

【30歳代】
 現在第一線で活躍しているが、上の世代のわがままの後片付けをさせられている気分。上の世代がヒダリ気味だったことから、反対にミギ旋回している感じがする。

【20歳代以下】
 上記40~50歳代が親。家庭に無関心な親が多かったことから、あまりちゃんと育てられていない。いつまでも子供の感じが抜けない。教育現場がサヨクだったことから、自然とヒダリが正義だと思っている。

 こんな感じで書いて見ました。
 ほんと酒飲みの書き込みになってますね(苦笑)

2006年3月10日 (金)

そして天安門の国(2)

 天安門の国といえば、山崎さんのブログでこんな記事がありました。
 中共から非難轟々の麻生さん。
 中共からスルーされている安倍さん。
 スルーされるということは草ということですか。
 なるほどねぇ。

そして天安門の国について

 さて、釣りキチおやじさんのブログで≪中国の「対日政治工作」と、その操り人形たち≫という連載がありました((1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10))。
 長編ですが、解説が付いていて非常に参考になりました。
 まとめるのは大変だったでしょうが、お疲れ様です。
 これは「第二期工作」らしいですが現状を見ると「第三期工作」やその他もきちんとしているのでしょうね。
 中共がこういうことをするのは、政治・謀略大好きの国だから当たり前といえば当たり前で、それにしても我が国は初心過ぎると言うか・・・もうちょっと成長せえや・・・
 オーベルシュタイン好きな小生としては逆に中共やるなあと思ってしまうのがなんとも。
 ま、所詮謀略で国は立たないのでそれほど怖くは無いですが。

 さて、週末にでも釣りキチおやじさんの記事についてまとめようと思ったら、先にやってくださった方がいたのでそちらに譲ります(子供達の未来さん)。こちらの方も解説が詳しいです。ブログって便利。

 こうなると何も付け加えることがないので困るのですが、日下公人さんの「日本軍の教訓」(PHP研究所)から抜粋したコメントを。著作物なので下手なカットをするよりそのまま載せます。(これくらいなら著作権法に触れないと思うけど・・・)


(p.178-180)
US・北京直伝の「取り次ぎ」に気をつけろ

 もう一つ面白い話をすると、アメリカには「アメリカの言い分を取り次いでくれる人を世界中に五十人つくるべきだ」と主張するレポートを書く人がいる。シンクタンクの研究員は、こういったレポートを書きあげて名前を売ろうとし、うまくいけば大統領補佐官かその部下に抜擢されたいと考えている。「ついては日本ではこの三人を」と、名前まで書いたものがある。
 アメリカに限らず、各国ともに自国の国益を代弁する知識人や著名人を一人でも多く、相手国の国内につくっておこうと画策している。
 たとえば中国では、二〇〇二年十一月の中国共産党第十六回全国大会で胡錦濤氏が総書記に選出され、胡錦濤政権がスタートした。そこで、ブレーンと思われる四、五人が日本にきて、財界や政界、学界などを回った。対日新政策を考えるためだろうと思うが、私の答えは普通と変わっているので、少し困ったらしい。
 困るとすぐ話題を変えてくる。「日下先生はたびたび台湾に行きますね。このごろは、日本の国会議員も台湾に行くようになりましたね」という。
「そうですね」というと、
「これ以上、日本が台湾に接近するなら、中国の原子爆弾を覚悟しなさい」といったので驚いた。たぶん日本とアメリカが協議して台湾は共通の戦略目標と決めたことに抗議しているのである。
「日本ではね、個人と国家は別々なんです。個人には言論の自由があるんです。だから私が何かをいったとしても、日本国に原爆を落とさないでほしいですね。いずれにしろ、お宅の国には個人の言論の自由がないことが、これでわかりました。『新しい中国』はまだ始まらないのですか?」
 彼らはしばらく困っていたが、面白いことに、通訳が「私たちはあなたを北京に招待します」と突然いった。どうやら通訳のほうがほんとうのリーダーだったのである。そして私を親中派にしようと考えたらしい。
 こうした民間外交のひとコマでさえ、相手は戦争への下準備と意識している。だからこそ、われわれはけっしてひるんではいけないのである。


 日下さんをおどしたり、洗脳したりしようと試みていた工作員は確かにいるようです。
 日下さんがこんなので中共の軍門に降ると思っている工作員がちょっと哀れですが。

 まあ、日下さん以外の大量の知識人は、ころっと引っかかっているのでしょうね。

2006年3月 8日 (水)

はやぶさは生きていた!

 小惑星イトカワに着陸・離陸した後、トラブルが発生し行方不明になっていた探査機「はやぶさ」が生きていることがわかりました(参考:松浦さんの記事)。
 状況はとても楽観視できるものではありませんが、とにかく生きていてくれてありがとう。
 本当にうれしいです。

 根性があるやつは、人間でも機械でも尊敬します。

>はやぶさ
 気が向いたら地球に帰ってきておいで。
 みんなが君を歓迎するだろう。

2006年3月 6日 (月)

この状況に比べればまだましなのか?

 長年に渡って本朝は海外勢の物理的・非物理的攻勢を受けているわけですが、それは別段我が国だけが受けている不条理ではないのです。
 現時点でもっと不条理な状態である国。
 田中宇さんの3月5日の短信「イラクの技術者を皆殺しにする戦略」をリンクしておきます。
 これをされたら国がもたないですね。
 ただ、本朝もこれに類似することはされていた、されつつあるのですから、気をつけないといけません。
 これまでの歴史の趨勢と、最近のネット世界による復興で、だいたいの旗幟はみなさんおわかりでしょうから、がんばりましょう。
 世界を牛耳っている勢力が敵というのは、正直萎えるものがあります。
 しかし、ここでがんばらないと、世界中で本当の意味での自由と独立を求めている人々が可哀想です。せめて挽回できる能力のある我々が褌を締めないといけないのです。
 情けは人の為ならず。

2006年3月 5日 (日)

「でたまか アウトニア王国人類戦記録5 長嶺来光篇」

(鷹見一幸著、スニーカー文庫)

 15冊にも渡る旅がやっと終わりました。
 楽屋落ち小説と作者も自嘲していますが、アニメ・漫画世代、それもちょうど我々の世代にとってはとても懐かしいものでした。いわば、我々の世代に向けて「こんなのあったよね、覚えてる?」と語りかけてくるような作品でした。
 ザナックスと人類の生存を賭けての戦いは、どのように行われ、どのような結果になったか、それは本書を読んでください。
 いつもは電車の中で読むのですが、今回は自宅で読んで正解でした。とても電車の中では読めなかったでしょう。
 「ええかっこしいと、やせ我慢」
 この作品の基本律が、この最終巻で開示されました。
 この作品はネット世代の共感を呼びながら、なおかつネットで批評されると言う最近の出版物に特有の業を背負って生まれ、書かれています。作者は小生の一世代上の自称オヤジですが、このような人がライトノベル界に参入してくれたことは、ライトノベルの層を厚くする意味で非常に重要だったと思われます。
 ライトノベルは、少年少女にとっては憧れであり、我々若い大人にとっては懐かしい童話であると思います。この作品にこめられた想いの一つは、ひょっとしたらこれからの戦いに役立つかもしれない。
 そう思います。

« 2006年2月 | トップページ | 2006年4月 »

今日の月齢

無料ブログはココログ

その他

  • 記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
    Copyright (C) 2010 - 2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.