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2006年4月30日 (日)

「「脳」整理法」

(茂木健一郎著、ちくま新書)

 「脳」で有名な茂木先生の著書です。
 世界の理解に必要な「冷たい知」である「世界知」と、生きていく上で必要な「熱い知」である「生活知」。
 この二つのバランスの必要性を著者は説きます。
 また、生きていく上では、偶然と必然の間の微妙な「あわい」領域=偶有性の読みの良さが必要であるとも説きます。
 脳の使い方如何で生き方が変わるのです。

 「セレンディピティ」の説明も秀逸です。
 セレンディピティは「偶然の幸運に出会う能力」とされますが、「行動」、「気づき」、「受容」が偶然を必然にするセレンディピティを高めるために必要だと。
 ここで、著者は言います:
 偶然素敵な恋人に出会う能力と、偉大な科学的発見をする能力は、じつは同じである。
 もうこの台詞を紹介したくて書いたようなものです。

 この本にはいろんなヒントが隠されているように思われます。

2006年4月29日 (土)

「消された王権・物部氏の謎」

~オニの系譜から解く古代史~

(関裕二著、PHP文庫)

 一般の歴史では、物部氏は蘇我氏との争いの果てに滅んだことになっています。
 では物部氏は全く無くなったのか。
 そうではない、シコ、モノ(鬼)と呼ばれていたものからオニと呼ばれるものになったのだと。
 称徳天皇、道鏡、天武天皇、役小角、橘諸兄、玄昉、吉備真備、聖武天皇、行基。この鬼達の本当の願いとは何だったのか。
 そして天皇家はなぜこのような永きに渡って存在しているのか。

 古代から続く日本の風土に基づく歴史が、今の日本の宗教観にも現れている。
 筆者は言う:
 このような穏やかな宗教観が、今日につづく日本人の”あいまいさ”につながっているとするならば、むしろ我々はこれを誇りとすべきであろう。民族紛争、宗教戦争に彩られてきたこの世界の歴史に鑑み、これからの地球を思うとき、この”あいまいな発想”こそ、最も求められてくる宝物思われるからである。

ガラスの艦隊(3)

 なんだか、ミシェル側とクレオ側のキャラがばらばらなんですが・・・まあ、物語の展開上しょうがないか・・・。アニメって時間が限られているから説明不足を絵で補わなくてはならないから大変ですね。
 それにしても、男と女が拳(剣)で語り合うなよ・・・
 そして、なんだかいきなり対決の予感。

「スレイヤーズすぺしゃる(26)ミッシング・セイント」

(神坂一著、富士見ファンタジア文庫)

 ご存知、リナとナーガの珍道中。
 馬鹿話なのだが、話のテンポが非常に面白い。
 疲れた頭には良い清涼剤になります。
 この歳でこんな本読んでるとなんか言われそうですが・・・

2006年4月25日 (火)

Usagi no Rabbit

 普段はあんまりジャズは聴かないんですが、某友人がジャケット写真を撮ったCDが発売となったというので、早速買ってきました。
 タイトルは「Usagi no Rabbit」(中村尚美さん
 (詳細はこちらこちら。)

 なんとなく、ピアノを置いてある店で、ウィスキーやブランデーを片手に聴き入りたい、というのが感想です。まんまアヴァンティーですが・・・
 うん、こんなのが生活の一部にあると楽しいよね。

2006年4月23日 (日)

異議あり!(3)

 これも歴史をちゃんと学ばないとわけがわからなくなるお話。

 現在中国、韓国、インドその他大勢の国々は、日本から技術を導入したいわけです。
 そこで日本が過去に欧米から技術を学んだことを例にとって、「僕達も日本のように先進国から技術導入したいんだ。教えてくれ、いや教えるべきである。日本が欧米からそうしたように」
 とか言うわけです。

 ところが彼らが知らないか、知っていても無視している事象があります。
 それは「日本は技術導入をする際、莫大なロイヤリティーを払っている」ということです。

 戦後、欧米の企業から技術を提供してもらう際に、10%のロイヤリティーを払ったなんてざらです(現在の世界の相場は1~3%。5%だと「すごく高いね」になる)。それだけの血潮をかけただけの価値はありましたが。
 明治維新のときでも欧米先進国の文物を学ぶ際に、教師役となる人には世界の相場の倍を出してでも来てもらっています。有名な人がたくさんいますので、この方法は成功したと言えるでしょう。
 ずっと過去に遡ると、種子島(鉄砲)の技術を教えてもらうために、種子島氏は、漂着スペイン船の人に、わが娘を人身御供として差し出した話は、それなりに有名。

 日本に技術を学ぼうとする人は、それなりの対価を払ってくれるんでしょうね?
 ただでってのは、結局自分のためにならないと思うけど・・・
 それとも、日本から技術をもらうのやめて、欧米から技術をもらってみる?
 日本がそうしたと言うなら、君達も欧米から技術もらったら?

 以上、ちょっとした苦言でした。
 外国との交渉担当者は歴史を学ぶこと。
 必須科目だぞ。

2006年4月22日 (土)

ガラスの艦隊(2)

 木曜日深夜(金曜日の朝方)に録画してあった「ガラスの艦隊」第二話をチェック。
 シリアスとギャグの割合がいまいちよくわからないが、戦闘シーン萌えな人と、キャラ萌えな人にはそこそこいいだろう。
 話がぶつぶつ切れてて流れがちょいと悪い気がするが・・・
 しかし、貴族とかは自分で扉を開けたりしません・・・
 まあ、日本人が作るアニメだから、それはいいか・・・

やや最近の歴史の上書き

 歴史の上書きと言うのはちょくちょくされているもので、近いところから言うと

朝日新聞他による歴史教科書改竄誤報事件

 まあ、これは嫌味ですが、歴史は勝者の側から書かれるもので、敗者の視点は抜けているわけです。
 最近の勝者による敗者の歴史の抹殺と言うと、

大日本帝国の敗戦前後の日本および世界の歴史

 これは東京裁判云々よりも、その前後の経過がまったく無視されて、勝者=正義、敗者=悪という絵に描いたような歴史観に彩られています。
 もう少し遡ったところに、歴史の上書きが隠されています。

徳川幕府滅亡~大日本帝国成立に至る歴史

 この時点の物語として面白いお話が「ちくっと東武皇帝の話をしようか」byてっくさん、です。

 明治天皇を擁する新政府(薩長)と東武皇帝を擁する旧幕府(奥羽越)の対立とその経過。判官贔屓かもしれませんが、こうやって見ると東日本の人々の純情さが泣けてきます。でも、負けると辛いよね・・・

 こういうお話は大好きです。
 それよりも、今は三~八世紀の日本に関する本を読んでいますが、こうやって見ると東部日本の人々は昔から西部日本の人から圧力を受けているなぁ、という気がしないでもないですが・・・

 もう少ししたらある程度まとめたものをアップします。
(ちょっとtableで遊んでみました)

2006年4月17日 (月)

文字と文化

 さて、最近関裕二氏の古代史の本を紹介しているわけですが、面白いと思うとともに、なんとなく関連がありそうな話をいろいろとびーちぇさんからトラックバックしていただいております。

 びーちぇさんの「ヲシテ文字が消されたわけ その1その2

 天皇家、物部氏、蘇我氏の関係に面白いものを感じるとともに、関氏の本との共通点と相違点も勘案するといろいろ見えてきそうな気がします。
 縄文、弥生は遠い原始人の話ではなく、現代日本につながる大事な時代というのが見えてきそうです。
 あるいは、びーちぇさん、関氏の話を総合すると、古代史は何度も時の政権に都合の良いように書き換えられている、という事がありそうです。
 物部氏、蘇我氏、藤原氏と実権が移るにつれ、上書きされてきたというのが近いかも。
 最後の藤原氏の主催する「日本書紀」で古代ヤマトの歴史は完全に抹殺されて今に至るようですが・・・
 ヤマト成立前夜にもおそらく何かあったはずです。
 出雲神話とか。

 まあ、この話は、おそらくこれからも続くと思いますので、もう少し考えましょう。

 ところで、これに関連して思ったこと。

 今はヲシテ文字と言うのはほとんどの人が読めないわけです。
 漢字に駆逐されてしまったのでしょう。
 ところが、現代においてはこの漢字が駆逐されるという新たな状況が現れています。
 朝鮮半島とベトナム半島は、ご存知のように漢字文化圏だったにも関わらず、現在は漢字を廃しているか、全廃にする方向に向かっています。
 漢大陸においても、簡体字という新しい文化をもって従来の漢字からある意味決別していこうとしているようです。
 日本においても旧字体はまず使われませんし、難しい漢字そのものが排除される方向に進んでいます。昔は漢字で書かれていたものがひらがなで書かれると非常に奇妙な感覚を受けますが。
 台湾においても、繁体字で行っていたものが、最近は北京政府にならって簡体字でいこうとしています。
 何世代か後には、少数の学者しか昔の文献を読むことができなくなるかもしれません。
 漢字も古代文字として絶滅するのかも・・・

「古代史の秘密を握る人たち」

~封印された「歴史の闇」に迫る~

(関裕二著、PHP文庫)

 蘇我入鹿、藤原不比等、饒速日命、葛城氏、聖徳太子、中臣鎌足、道鏡、神武天皇、崇神天皇、雄略天皇、継体天皇、天智天皇、天武天皇、聖武天皇、卑弥呼、神功皇后、斉明天皇、持統天皇、光明子、称徳天皇、スサノオ、大国主神、浦島太郎。
 これらの人物は古代史においていかなる意味を持つのか。

 まえがきで「太平洋戦争が起きた原因を、聖徳太子をもって、解き明かせ」との問題を提起。
 聖徳太子が目指した律令制の導入と、明治日本が目指した近代憲法の導入。そしてその結果の類似性。
 では、律令制導入前後は何が起こっていたのか。
 日本書紀がかき混ぜて隠してしまったであろう歴史の流れを、ある補助線で読み解いていきます。
 その補助線とは、藤原氏の支配。
 この名家が世間からはどの様に見られていたかを考えれば、確かにこういった見解も肯けるというもの。

 筆者の考えるように、古代史を紐解くことで、現代日本の行く道を考えることができるかもしれない。
 今の天皇家の状況を考える上でも、参考になるかもしれない本かもしれません。

2006年4月16日 (日)

「土曜日の実験室 詩と批評とあと何か」

(西島大介著、INFASパブリケーションズ)

 いや、なんと言うか。
 確かに実験的な詩と批評です。
 わかる人にしかわからない世界・・・か。

2006年4月15日 (土)

ガラスの艦隊

 朝日系の深夜テレビアニメ「ガラスの艦隊」が関西では今週の木曜日深夜から始まりました。
 製作チームの中に出渕裕さんがいることから、それなりに期待。
 午前3時頃という深夜番組なので当然録画です。
 早速金曜日に見たわけです。

 あ~なんかCGアニメだ。
 ヴェッティーってオッドアイだ・・・
 古の儀式に法ってって・・・しかも「異議あり」って・・・
 一応宇宙空間なんでしょ?

 いろいろ昔からのアニメファンにとっては「インスパイヤ?」と思えなくも無いですが・・・
 まあ、そこは内容ですよ。
 これからの展開に期待ですね。

2006年4月10日 (月)

ちょっと一服

近所の桜が綺麗でした。

今日(月曜)と明日(火曜)は天気が悪いので、今年はこれで見納めかもしれません。
毎年毎年、綺麗な姿をありがとう~

Dscn0589

2006年4月 9日 (日)

コーヒーブレイク

 友人のサイトで「成分解析」なるものが紹介されていた。
 ハンドルネームの「地蔵」を解析してみた結果は以下の通りです。


地蔵の解析結果

地蔵の49%は砂糖で出来ています
地蔵の35%は祝福で出来ています
地蔵の7%はお菓子で出来ています
地蔵の5%は成功の鍵で出来ています
地蔵の4%は理論で出来ています


謎は深まるばかりです。

2006年4月 8日 (土)

「古代史」封印された謎を解く

あまりに意外な「あの人物・あの事件」の真相とは?

(関裕二著、PHP研究所)

 この本のテーマの一つに「日本書紀が編纂された目的は何か?」があります。
 通説では天武天皇のために書かれた事になっているが、実は持統天皇・藤原不比等のために書かれたものだったのではないか、と。
 日本が律令制に移行する前夜、ヤマトの朝廷では何が起こっていたのか。
 そこに蘇我、物部といった、実はヤマトの正統王家と、実は滅亡百済王家に乗っ取られた中臣家(後の藤原家)の暗闘があった。乙巳の変(大化の改新)、壬申の乱と流れて行き、最終的に裏技で藤原不比等が主導する当初考えられていたのとは似ても似つかぬ律令制が敷かれてしまったのではないか、と。
 その後日本という国を私物化した藤原家は、現代に至るまで名家であり続けるのです。しかしながら後ろ暗い印象を拭い切れないのは、藤原家の歴史に根差すものかも。

 なかなか面白い本です。

2006年4月 5日 (水)

異議あり!2

 無防備地域宣言で面白いサイトを見つけたことは前回お話しました(ここ)。
 で、あまりにもあまりなのでまじめなサイトも紹介しておりました(ここ)。

 さて、では無防備地域宣言の問題点について指摘しておきましょう。


 進歩派の人々の心の拠り所として、軍備が無くても無防備地域宣言をすれば大丈夫と思って、署名活動等を無垢な(勉強不足な)人々にさせておりますが、甘い。

 左側の人々は東方諸国が侵略して来ないと思って賛成し、右側の人々は逆に侵略してくると思って反対しているわけです。

 しかし、両者ともある視点が抜けている。

 日本が武装放棄し、無防備地域宣言をしたとしよう。そうすると西半球の某超軍事大国が保護の名の下に日本を軍事的に再占領することも可能なのです。そして日本の若者を徴兵し、東方諸国に戦争を仕掛ける時の兵士とすることもできる。日本はその時戦争を止めさせる事も、徴兵を止めさせる事もできない。他国の軍が他国と戦争をしているから。

 自主性を失うことは、この様な危険性を伴うのです。


 というわけです。まあ、脳内で考えたことなので、どうでもいいかもしれませんが。

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