「古代史 9つの謎を掘り起こす」
(関裕二著、PHP文庫)
関氏のこれまでの書籍の内容をまとめたもの、といったところ。
ところで、これまで物部氏は出雲だと思っていたが、今回は吉備となっている。出雲が出雲を邪魔者扱いすると言うのも確かに変ではあるが、さて。
神功皇后の活躍とヤマトによる裏切りの系図は次の通り。北九州の卑弥呼が邪魔になっていたことから、ヤマトは越・出雲軍である神功皇后を派遣しこれを撃破。しかし今度は、派遣軍の神功皇后が北九州で独立の気配を見せたことから、焦ったヤマト・吉備が神功皇后陣営を強引に潰し、出雲も管理下においてしまったというのが、出雲の国譲りになっている、という。
こっちの説明の方が良い様な気もしますね。
こういう歴史の眺め方って素敵です。
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