「数年後に起きていること」
- 日本の「反撃力」が世界を変える -
(日下公人著、PHP研究所)
日下さんの本です。
日本人は自信を回復し世界に羽ばたこうとしている、という日下さんらしい愛情のあふれた本です。
日下さんは日本を褒め過ぎるので、却って慢心してまずいのではないかとも時々思うのですが、かといってみんなが日下さんの発言を妄信してそっちの方面にも転ぶこともどうやらなさそうなので、最近では、まあいいかと思っています。
面白い切り口としては、上流と下流は同じような生活スタイルになってしまう、というくだり。
この観点は正直に言って、無かった。
もう一つの切り口は、「中国は外交下手で昔から失敗ばかり、これからも」という話。これは盲点で、しかも納得できる。中国は古代から世界政府で外国がなかったからである。さすが。
あとは、ドラえもんやポケモンが世界の子供達の共通認識になるだろうこと。
これはマンガやアニメが基本的に日本精神をベースにしているからで。
欧米やその他世界各国と世界観が違う日本の文化が、アニメやマンガを媒介として世界に広がる、面白いですね。
ここは麻生さんに総理大臣になってもらって、もっと日本のアニメやマンガからくる日本精神を世界に広げることができれば、世界は平和になるんじゃないでしょうか。
妄想ですけど。
日下さんの本は、視点が独自で面白いです。
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