北朝鮮を巡る見解
書こう書こうとは思っていたのですが、そろそろ書かないと時期を逸してしまうので、備忘録として書いておくことにします。
気になる人は気になる北朝鮮問題です。
最近田中宇氏のサイトと、神浦氏のサイトでコメントが出ていたので、ちょっとまとめ。
【北朝鮮】①朝鮮民主主義人民共和国の略。首都は平壌。朝鮮半島北部を領有し、人口は約2500万人。人民軍(委員長・金氏)主導の独立系社会主義国。旧ソビエトの裔。②パチンコ、パチスロ店の略。売上の主要な行先から一部の愛好家が俗称として用いる。「駅前の~に行く」
のっけから洒落をかましましたが、もちろん①の方です。
田中氏はフリーの国際情報解説者で、「田中宇の国際ニュース解説」を書いています。
けっこう面白い記事を書く人で、最近のトレンドは「米国自滅多極化戦略論」です。
ちなみに北朝鮮問題に対しては甘めであるとの指摘もちらほら。
「北朝鮮問題の解決が近い」で北朝鮮問題は一旦終息に向かい、同時にイラン問題が勃発する、との観測(2~4月)。北朝鮮問題は国内の各勢力が何を考えて動いているのかからなない(甘い汁を吸いたいのか、喧嘩したいのか、自己満足か)ので、よーわかりません。なるようになるわな。
神浦氏は軍事ジャーナリストで、「J-RCOM」を書いています。
こちらも面白い記事を書く人です。
1月16日、18日、22日、25日の記事で北朝鮮問題を取り上げています。
こちらでは、北朝鮮はけっこう厳しい状況であるとの観測。
2人ともいろいろ批判されている部分はありますが、事象の何割かは捉えているのではないかと思われます。相反する記事にも見えますが、そりゃ対象の国は一つでも、住んでいる人や指導層や実働層は複数ですからね。一枚板なんて国があるはずもなく。
よしんば、北朝鮮が崩壊したとしても、騒動にはなるけど日本列島に住んでいる人の9割にはあまり関係が無い話になりそうです。1割くらいはえらい迷惑になるかもしれませんが。
イランで戦争が起こっても、おそらく5割の人には何の関係もないでしょう。5割くらいには賃金が低くなったり失業したりという影響が出るかもしれませんが。
そんなもんです。が、自分の生活に影響が出ないからといって無関心でいいかというとそういうもんでもない。難しい話ですわ。
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