「日本人のための歴史学」(岡田英弘)
少なくとも自分が日本人であると思っている人なら必ず読んでおくことをお勧めする一冊である、などと書くといろいろな方面から攻撃されるだろうけど、別になんとも言われないのはこのブログを誰も見ていないからであって、本来の意味合いからすると残念なことなのかもしれない。
(日本人のための歴史学)
それはともかく、岡田史観のファンとしては、是非とも岡田先生の本は読んで欲しいな、できれば政官業学の一線に立つ人はこういった史観を持っておいても損じゃないかなと思うのです。まあ、そんな偉い人は誰もここは見ないと思うのですけどね。
小林氏が漫画を書いていて有名なんですが、あちらはたかが漫画家と言って蔑む人がいるやに聞いておりますが、こちら岡田先生は誰が見ても歴史学の徒であって、そういった意味ではぐうの音も出ないのではないかと思われますが、あまり小林氏ほどに叩かれている話を聞いたことがありません。小林氏よりずっと過激な気もするのですが。
まあ、本書に限らず、岡田史観に触れた事のある人なら、ちっとは現状の困難さに頭を抱えてもいいのではないかと思いますが。是非とも岡田先生の本は読むべきだと思います。個人的には。
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さて、中華世界からなんとか独立して1300年余り、下手するとこの1300年の独立が水泡に帰す様になる可能性もないとは言えないのですが、北京共産党の統治が果たしてどこまでもつかというのも、計測不可能な事態ではあります。
岡田史観を知ってからは、中華の反日攻撃は、ありゃ北京政府の内紛の結果で、日本を引き寄せたい組と、それに反対するために反日活動に勤しむ組との暗闘だな、という見方もありかな、と思うようになりました。利用されたユナ組(連合王国のunitedと合衆国のunitedのもじり)は敗戦国日本より戦勝国中華を信頼するだろうしね。どっちにしろうざいことにかわりはないのですが。列島が中華に飲み込まれると言うか、列島と中華を組み合わせたがっている、ユナ組のいい加減さには付き合いきれない気がするのですけどね。
しかし、ユナ組がどんなに資金を中華に投入して、政策を教授しても、今のやり方だと早晩食糧問題エネルギー問題環境問題で壁にぶち当たる気がするのですが・・・
いったい誰の思惑が一等有利なんでしょうかね?
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そういえば、北京五輪の2008年は、超磁力兵器が使われて、地球上の文明がいったん滅びたんでしたっけね?
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