またまた池田氏だが。
池田信夫氏の7/2のブログで、
近代社会で自由というとき、もっとも重要なのは言論出版の自由(freedom of the press)だが、これは本来は「印刷機(press)の自由」である。中世に教会が写本によって独占してきた知識が活版印刷によって広く普及することが、彼らの権威を危うくするものと思われた。これを弾圧するには、そのボトルネックとなっている印刷機を押収することがもっとも効果的な手段だった。
ここで教会=マスメディア、印刷術=インターネットと置き換えれば、今われわれの直面している闘いの構図がわかるだろう。かつては稀少な印刷機を押えれば自由を奪うことができたが、今日ではだれもがパソコンという「印刷機」をもっている。カーヴァー・ミードも言ったように「トランジスタを浪費せよ」というのが情報社会のマントラだから、過剰な資源をいくら規制しても言論をコントロールすることはできない。
とのことで、なかなか面白いと思ったので。
大手媒体が基督教会ね。その視点は無かったけど、言われてみるとそんな気もする。
さて、現代のヴェネツィアは、どこでしょうね?
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