「消滅の光輪」(眉村卓)
本当にこれが30年前に書かれたSFだろうか。
今まで眉村本に手を出してなかったのは己の不明である。
司政官制度が徐々に崩れていく時代、先住民と植民者が融和に暮らす惑星の司政を任された新任司政官マセは、しかし、その太陽の新星化のタイムリミットとともに戦うことになる。
刻々と過ぎていく時間、そして徐々に湧き上がる全星退去計画の妨害・・・
己を司政官として行動するマセの運命は如何に。
こんな感じで、上下巻を読み始めて止まらなくなり、最後は午前3時過ぎまで読みふけっていました(ダメダメ)。
SF好きにはたまらない。
復刻してくれてありがとう。
« 筆記体 | トップページ | ボランティア(助け合い)考 »
コメント