母には二度会えて、父には一度も会えないもの、なあに?
この古いなぞなぞの答えは「唇」なのですが、実は説が2つあります。
一つは「母」をfafaと発音していた説。
もう一つはbabaと発音していた説です。
(*1、*2)
小生はfafa説しか聞いたことがなかったのですが、baba説もあるんですね。
上記のリンクをみると江戸時代は「はは」はfafaだった可能性が高いようですが、古代ではbabaでなかったのか?
「母」がbabaである証拠は随所に見られます。
「おば=叔母、伯母、小母」「うば=乳母」「やまんば(=山姥)=山の母?(=女性配偶者を山の神ともいうことから)」
でも現在ではbabaは「お婆さん」の意味で使われていますよね。
すると対の男性呼称も類似の遷移をしたのでは? という疑問が浮かび上がります。
「父」=didiだったのでは?
「おじ=叔父、伯父、小父」「おやじ=親父」
こちらも現在ではdidiは「お爺さん」の意味で使われています。
漢語では「媽(お母さん)」はmaです。
maの口で濁らせてみてください。baになりますよね?
さらに妄想。
ma行は濁らせるとba行になる。破裂させるとpaになる。
じゃあ、肝心のha行は?
ha→(破裂)→ka→(濁る)→gaとなるのではないか?
「海」=(k)hai、上海(シャンハイ)、海南島(ハイナントウ)
あ、また妄想。
mama→babaのほかにmama→papaもあるか。
そうすると、江戸時代のfafaもpapa→fafa説も納得。
どこかの時点で、母が「パパ」と言われていたこともあったかも!
ここまで行くと性的転換か(苦笑)
まあ、そんな妄想をする今日この頃です。
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