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2012年8月20日 (月)

内田樹「市場からの撤収」は読んでおいたほうがいいかも

日本人の彼女を侮辱された事に怒ったアメリカ兵(24)、男2人をボコボコにする
(移譲記章さん経由)

 この場合、米兵がかっこよく見える。

「ストライクウィッチーズ」「ストライクウィッチーズ2」Blu-ray BOXスタンダードエディション発売決定!!
(無駄な領域リサイクルさん経由)

 第二期買おうかと思ってたけど、12月まで我慢しよう。

市場からの撤収
(内田樹の研究室)

(省略)

消費税が上がって、賃金が下がると何が起きるか。
もちろん国民の消費行動はクールダウンする。内需が縮小する。国内市場相手の「小商い」はばたばたと潰れてゆく。「貧困ビジネス」とグローバル企業だけが生き残る。
「それでいいじゃないか」とたぶん政官財メディアのみなさんは思っておられるようである。
「選択と集中だよ。国際競争力のないやつらはマーケットから退場する、それがフェアネスだ」と豪語するであろう。
だが、私の想像はもう少し先の出来事に及んでいる。
「国際競争力のないやつら」が「マーケットから退場」したあと、「どこ」に行くのか、ということをあまり彼らは考えていない。
マーケットから退場した人々は「いくら安い賃金でもいいから使って下さい」と懇願する「安価な労働力」を形成すると考えているのであろう。だから、弱者の退場は人件費コストのカットに直結すると考えているのであろうか。
それはいささか楽観的にすぎると私は思う。
マーケットから退場させられるより先に、自主的にマーケットから撤収する人々が出てくる。
「国民たちの市場からの撤収」が起きるのではないかと私は予測している。
「もうマーケットはいいよ」というのが現に国民のおおかたの実感である。
額に汗して労働してわずかな貨幣を稼ぎ、その貨幣で税金の乗った高額の商品を買わされるという市場中心の生き方そのものの被収奪感にもう「うんざり」し始めている。

(略)

だが、今このポストグローバル資本主義社会においては、「経済活動が人間的能力の開発を要求しない」という事態が出来した。

(略)

グローバル経済はもう人間主体のものでもないし、人間的成熟を促すためのものでもない。
私たちはそのことにようやく気づき始めた。
「こんなのは経済活動ではない」ということに気づき始めた。
「こんなこと」はもう止めて、「本来の経済活動」に戻りたい。そう思い始めている。
私にはその徴候がはっきりと感じられる。
そのような人たちは今静かに「市場からの撤収」を開始している。
さまざまな財貨やサービスをすべて商品としてモジュール化し、それを労働で得た貨幣で購入するというゲームの非合理性と「費用対効果の悪さ」にうんざりしてきたのである。

(略)

例えば日本人の主食である米については、すでにその相当部分は市場を経由することなく、生産者から知り合いの消費者に「直接」手渡されている。この趨勢はもう止らないだろうと私は思っている。
こういう活動は「表の経済」には指標として出てこない。
すでに始まりつつある「国民の市場からの静かな撤収」についての経済の「専門家」たちの見解をメディアは報じないが、たぶんそれは彼らがそれについてまだ何も気づいていないからであろう。

(略)

あまりに雇用条件を引き下げすぎたせいで、就活が過剰にストレスフルなものになり、就活を通じて人間的成長どころか心身に病を得る者が増えたせいで、労働市場から若者たちが撤収するという動きはすでに始まっている。
「市場からの撤収」は就活に限らず、あらゆるセクターでこれから加速してゆくだろう。
これからさき、ポスト・グローバリズムの社会では、「貨幣を集めて、商品を買う」という単一のしかたでしか経済活動ができない人々と、「贈与と反対給付のネットワークの中で生きてゆく」という経済活動の「本道」を歩む人々にゆっくりと二極化が進むものと私は見通している。

(省略)

 第四列(経済集団)は21世紀前半の今、絶好調。
 世界中の法律を経済優先に書き換えさせ、わが世の春である。
 まさに藤原氏や平氏の様。

 第四列はこのまま各国家を乗っ取って第一列(貴族)を目指すのだろうか。

 内田先生の記事はいろいろ勉強になります。
 面白い世界、面白い人間がいる世界が私は好きです。

*****

移譲記章: http://abnormal.sakura.ne.jp/
無駄な領域リサイクル: http://www.mudana.net/

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