【しろぎつね仮説】チラ紙の裏
民主主義って何だろう。
直接の利益になる文言に誘導される
そんな選挙だとちょっと困る。
例えば前回衆議院選挙で庶民を釣った
「子ども手当」
「高速道路無料化」
「高校無償化」
「農家の戸別補償」
これらが実現されなかったことが問題なのではなくて
これを是として選択した庶民が問題なのか。
全体の目標を決める話に
個別の利益の追求のみ絡めてしまったら
全体が混沌とするのは目に見えていること。
こういう形式の選挙で代表の一次予選を決めるのは
なかなかしんどいだろう。
人々の良識に訴えるとか
人々が良識を持てばとかいう言葉も出るが
それは可能なもんなのかな。
全体のグランドデザインを考えるという意味では
独裁者(dictator)が一番適任なのだろうが
いろいろ問題が多い。
企業とか国家とかの集団で
dictatorっぽい人が統治する機構は
うまくいく場合もあるが
かなりの確率で
だめだめになってしまってますね。
***
この部分最適の考え方
例えばどんな集団でも
たいていはまじめに職務どおりにやっているんだが
職務に不真面目でないにも関わらず
全体化すると、なんだかよくわからない集団に変貌する。
国家でも企業でも
構成するヒトはまずちゃんとやってるんですが
総体としてみると
他人からはふざけた国家や企業にしか見えない。
不思議なんですよね
これ。
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