中世キリスト教と共産党
「皇帝フリードリッヒ二世」の生涯を読んでいて、塩野さんの書きぶりにもよるのでしょうが、ローマ法王、ローマ法王庁のあり様が気になりました。
集団指導体制であり、代表は存在するが世襲ではない。
異教徒と異端者への処遇の容赦の無さ。
ローマ法王および法王庁を批判することが一切認められない。
共産党による指導体制ととてもよく似ていると思います。
共産主義はキリスト教を認めてないとか、共産主義はユダヤ教の影響があるとかのいろいろな伝説を乗り越えて、まるで双子のようです。
仲間を大切にする心の反対に他者への容赦の無さ。
自分の思想を大切にすることの反対に他人の文化を壊し尽くす独善さ。
中世キリスト教はカノッサの屈辱を絶頂とし、アヴィニョン捕囚まで行きました。
ロシア共産党も既に落日を迎えています。
その他の国の共産党はどこへ行くのでしょうか。
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