言論の自由と根性
◆ 長谷川幸洋東京新聞論説副主幹「『発言に責任を持て』などと言われたら言論の自由はない」 (咳をしてもゆとり)
さくら | 「これってどうなん?」 |
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しろぎつね | 「微妙なところだねえ」 |
さくら | 「責任とらんでええんやったら違うこと書いてもかまへんってことなん?」 |
しろぎつね | 「その意味で言ってるわけじゃないと思うよ。言いたいのはおそらく過剰な圧力をかけられたら何も書けなくなる、という切実な想いなんじゃないかな」 |
さくら | 「そう考えるとちょっとかわいそうな気もするわ」 |
しろぎつね | 「ただし新聞やテレビが何を言ってもいいわけじゃない。まず次の図のようにペンは全方位に攻撃能力を有する。1が政府、2が民間人、3が軍、4が経済と考えて」 |
さくら | 「ペン強いやん。ペンは剣より強し?」 |
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しろぎつね | 「そそ」 |
さくら | 「こわいわあ。ペンに横暴されたらかなわんやん」 |
しろぎつね | 「とはいえ、2にとって5が助けになるときもあるの」 |
さくら | 「例えば?」 |
しろぎつね | 「政府や軍や経済から横暴された時、ペンの力は実に助けになる。新聞やテレビ、今回の漫画や雑誌は自分たちをこれだと思っているの」 |
さくら | 「これやったらかっこええやん。でも、横暴なときもあるんやね」 |
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しろぎつね | 「JAROとかBPOとかが存在することからもわかるように、ペンの暴走はあるんだな」 |
さくら | 「そしたら今回はどっちなん?」 |
しろぎつね | 「さあ、知らない」 |
さくら | 「知らへんってそんな無責任な!」 |
しろぎつね | 「まあまあ。今回ペンの方は”だって怒られたら萎縮しますし”ではかっこ悪いと思わない?」 |
さくら | 「そらそやね」 |
しろぎつね | 「今回みんながわーって言ったのを単純にヒステリーと考えるのではなく、反応されることも権利と思わないとしかたない」 |
さくら | 「反論ばっちこいや、ってことやね。反論が許されへんってそれはそれでありえへんわ」 |
しろぎつね | 「そそ。これくらいでへこむようじゃ、相手が本気で来た時に勝てないからねえ」 |
さくら | 「本気って?」 |
しろぎつね | 「買収、恐喝、暗殺、いろいろフルコース」 |
さくら | 「あんた、やっぱり黒いわ・・・」 |
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