【しろぎつね仮説】演習問題
ちょっと演習問題をしたいと思います。
しろぎつね仮説ではある集団(主に国とか地域を示す)の中の役割として、次の群分けを試みています。
・第一列~行政
・第二列~民間人
・第三列~軍事
・第四列~商業・経済
・第五列~通信・情報
この他にもいくつか群分けがありますが、必要に応じて使い分けていきます。
このブログでも既に何回か書いていますが、歴史的にはこれらの一部のみが登場したり、いくつかが融合して現れたり、または複数現れたりしますが、状況に応じて考えていただければと思います。
まず、人類社会の主要プレイヤーは物資または金銭であると仮定します。身も蓋も無いですが「世の中銭やで」ということですね。
ある領域(国とか)で商業プレイヤーが活動する時、当然他の商業プレイヤーも存在します。さて、どうするか。ちなみに今回の一連の演習では友好的とか共存の状況は省きますし、単独で他に勝利できる場合も除外します(話がそこで終わってしまいますので)。カードゲームやボードゲームの様に考えていただければ良いと思います。
他の商業プレイヤー(第四列)に対しては、行政(第一列)や情報(第五列)を活用した攻めが考えられます。白4を封じてしまえば市場(この場合第二列で代表させます)は黒4が押さえることができます。
また、行政を自陣に有利な様に変えるという手もあります。所謂政権交代です。旧行政(白1)を新行政(黒1)にすることで、黒4にとって有利な商業が展開できます。
更に、武力によって政権を変更すると、これはクーデターになります。自陣の黒3によって旧軍(白3)と旧政権(白1)を武力で鎮圧します。
これは域内における攻撃側の例ですが、防御側もだいたい似た形になります。
今回はここまでとしまして、次は国際関係の演習を考えたいと思います。
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