以前紹介しましたが、再度転載します。
要するに児童を保護するのが趣旨なのに、いつの間にか出版物の検閲にすりかわってしまったという、目的と手段がぐちゃぐちゃになった元凶が「児童ポルノ」という呼称ではないかということで。
しゃれにならないのが、三次元でも親御さんが自分の子供の水着の写真を媒体に入れたものはアウトかセーフかとか、一部では目の眩むような議論になってたりします。合法か違法かではなくて、話の俎上に上るということが頭痛いです。
二次元だけの問題じゃないからね~。
◆児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼んでください。
最近、あちこちで「児童ポルノ」という言葉を耳にします。巷では現行の「児童買春・ポルノ禁止法」の対象ではないはずの、漫画・アニメなどの創作物まで面白半分に「児童ポルノ」と呼ばれてしまっています。 本来、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」は児童を保護することを目的としています。しかし、実際の児童性犯罪とは無関係に、漠然と不安感を煽る「児童ポルノ」という言葉だけが一人歩きしていないでしょうか? そこで、安易に乱用されている「児童ポルノ」という用語を改め、より本来の目的に即した【児童性虐待記録物】という呼び方を提案します。
既に大阪府青少年健全育成条例では、被写体となる子どもを守る観点から、「子どもの性的虐待の記録」という用語を使用しています。
「この漫画は児童ポルノだ」というのは、そこに実在する被写体がいない以上、本来は間違った用語の使い方ですが、人々に誤解を与えて「漫画も児童ポルノだ」という偏見を広めてしまいます。 しかし、「この画像は【児童性虐待記録物】だ」と言えば、被写体となった被害児童の存在をはっきりと意識することになります。そして、アニメや漫画などの創作物を【児童性虐待記録物】と呼ぶことは、かなり不自然に聞こえるはずです。
児童ポルノではなく【児童性虐待記録物】と呼ぶよう、国会議員全員に要請しましょう。賛同してくださる方は署名をお願いします。 (Change.orgは、ユーザーの許可なく個人情報を第三者団体と共有することは一切ありません。サイトでは署名を成立させるために最低限に必要な個人情報のみ記載を求めています。)
※4/28■福田峰之議員(自民党)、5/1■西田譲議員(日本維新の会)、5/7■階猛議員(民主党)、遠山清彦議員(公明党)にそれぞれ途中経過の署名簿を提出済みです。
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