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2014年7月31日 (木)

【しろぎつね仮説】人類と正義 その1

パフォーマンスから旭日旗へ

しろぎつね「人類というものは観察すればするほど面白いものだね。例えば正義というものへの対し方が様々あって興味深い」
さくら「正義への対し方って?。正義は正義じゃないの」
しろぎつね「うん。個体によっていろいろ違っているね。ちょっと話が飛んだり跳ねたりするけど、いろんな事案で説明していこうと思う」
さくら「あんまり跳ねないでね」
しろぎつね「どれからいこうかな、と。まずは2011年1月25日のサッカーの試合にしよう。この試合である国の選手が猿の物真似をしたんだ。もちろん対戦相手をからかってだけど。これが後々とんでもないことになる」
さくら「そりゃ相手は怒るわよね」
しろぎつね「その選手は最初、猿の真似は対戦相手ではなく欧州のチームで嫌がらせされてたことに対してだ、と弁明した」
さくら「え。そしたらその欧州のチームが怒るんじゃない?」
しろぎつね「当然。世界中から非難轟轟でその選手もへこんでいた。ところが困っていたところにこんな説明が出現した。曰く対戦相手国の応援の旭日旗が見えたからだ、と」
さくら「今まで聞いたこともない話ね」
しろぎつね「実はこれが対戦相手国のA新聞だったから面白い」
さくら「なんだか背景が複雑ね。それでその選手はほんとに旭日旗に憤慨したの?」
しろぎつね「ところが同じ対戦相手国のS新聞のカメラマンによると、その試合では旭日旗を見た記憶がないと。また、両国の観客も普通の雰囲気だったと」

(参考1:韓国のサッカー選手がサルの物まねで日本人を侮辱した理由は?(産経)
(参考2:テレ朝報じた「サルまね」旭日旗、実はW杯時の映像だった…同局が訂正、謝罪(産経)

さくら「わけがわからないわ」
しろぎつね「以降、この選手の国は旭日旗を問題視するようになる。少なくない国際問題も引き起こしている」
さくら「それでこれがどう正義とつながるのよ?」
しろぎつね「確かにこの選手が相手国をからかったのは、お世辞にもお行儀が良いとは言えない。しかし、問題はそこではなくて彼が自分の行動を悪いことだと、おそらくそう認識したことから始まる」
さくら「自分が悪かったって思うのは正しいことじゃないの?」
しろぎつね「ほんとはね。ただ、人類はここからが面白い。自分が悪い行動を起こしたのは、より悪い原因によるものだ。悪いのはその原因であって自分ではない、人類はそういう心理的逃避を行うことができる。」
さくら「なによそれ」
しろぎつね「人類は正義が好きなんだ。だから自分が悪いことをしたら正義から責められるという状況になる。それは困る。自分が正義にならなければならない。そのため、悪に対して自分は行動したのだと、欧州で差別されていたこととか旭日旗を見たから憤慨したんだとか、自分が正義であるように理論を構築するんだ。いわば正義を発明するんだ」
さくら「発明って捏造じゃないの」
しろぎつね「正義が発明されたらその正義を実行しないといけない。そうしないと正義でないことがばれるから。そして以降、旭日旗を見つけると非難するという作業が始まったのさ。不毛と言えば不毛なのだがね」
さくら「自分が正義じゃないといけないから、こんなことをするのか」
しろぎつね「そのとおり。次はもう少し別の事例で説明しよう」

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