「朝鮮總督府官吏最後の証言」(桜の花出版編集部)
1933年~45年の間、朝鮮總督府江原道の地方官吏だった西川清さん(平成26年現在99歳)の、行政官としての証言です。
朝鮮人と日本人が普通に仲が良かったし、朝鮮人が日本人の上司になることも普通で、共に朝鮮の発展を願って職務に精励していた、ある意味まったく現在と変わることのない状況だったことが語られます。
いろいろ言うより読んでもらった方がよかろう、と思いますのでいつものように目次だけ示して紹介とさせていただきます。
第一章 朝鮮總督府官吏の仕事
朝鮮總督府に奉職する
朝鮮の印象
火田民という貧しい民がいた
朝鮮總督府地方官吏要請書第一回卒業
昭和十三年 臨時召集により入隊
一日で二階級進級
金剛山での仕事
朝鮮總督が出席された初団式
京城で部品調達に奔走
昭和十八年 寧越郡の内務課長に昇進
厳しい官吏の仕事
昭和十九年 原州郡の内務課長に昇進
昭和二十年 江原道庁鉱工部鉱工課主任(課長代理)昇進
第二章 朝鮮人の仲間達
總督府地方官吏
住居と朝鮮語
日本人と朝鮮人はとても仲が良かった
朝鮮人と日本人の混合チームが一番強かった
朝鮮人との付き合い
「内鮮一体」と差別
朝鮮人と日本人の結婚
ある思い出の朝鮮人女性
朝鮮人との苦い体験
両班と階級
朝鮮の風習
縁故林(その土地に縁がある人に払い下げる)
現代の人に実態を知って欲しい
第三章 朝鮮總督府の組織解説
總督府の組織解説
總督府と軍司令部
警察と憲兵の違い
内務課長としての視点
徴用
説明して理解を求めた
創氏改名の実態
いわゆる「従軍慰安婦」について
女衒について
内務課長として断言する
最後の証言者
朝鮮人志願兵
朝鮮人の徴兵による送り出しを見ていない
皇民化政策
朝鮮人を差別する日本人を嫌う
母に心配をかけた
神様が助けてくれる
第四章 終戦時の朝鮮
日本の敗戦
玉音放送
一部の者が暴動
一夜にして立場が逆転
日本人の誇りをかけて
引揚げ時に危惧した日本の将来
山口県仙崎港の「引揚援護局」
支那人
立派だった校長先生
第五章 日本統治と日韓の未来
日本は立派な統治をした
インフラ整備
空襲がなかった朝鮮
日本は独立国ではない
差別が許せなかった
事大主義
日韓の友好 第二の故郷
安倍首相への手紙
編集部補足 朝鮮史と朝鮮總督府
この本を購読するきっかけになったのは、ぼやきくっくりさんの記事でした。
(日本人と朝鮮人はとても仲が良かった!「朝鮮總督府官吏 最後の証言」より)
こちらの方を見ても良いかもしれません。
良い本だと思いますので、買って一読されることをおすすめします。
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