パキスタンの学校襲撃の背景が複雑すぎる
【NHKラジオ第1(12/18)深夜+朝】
◆WN イギリス・コルチェスター 黒川育子
一つ目は年末の寄付の話題。
フリーマーケットやら救世軍やら教会やら、どこの国も同じ。
行政に任せない部分があるというのはいいかも。
二つ目は85歳以上がどう呼ばれたいかの話題。
あるラジオ番組が共同でアンケートをとった結果。
イギリスでは老人は年金生活者とか年配者と呼ばれています。
さて、全イギリスで150万を数える85歳以上の人たちは自分がどう呼ばれたいと思っているか。
1位:Real Seniors(真の長老)
2位:Long Lived(長寿者)
3位:Widsdom Warriors(知の強者)
4位:Venerables(人徳者)
5位:Very Oldies(超高齢者)
だったと。
◆ワールドリポート イスラマバード+ニュースアップ
6時台と7時台に同じ話題が来ることが多いですね。
ともあれ。
パキスタンのペシャワールで学校がパキスタンタリバーン運動に襲撃され、学生を中心に多数の死者が出ました。
この学校、軍が経営しているもので、レベルが高いということで軍人の子弟の他にも優秀な学生が集まるエリート校のようです。
しかも警備には軍のOBを用いているという、周到な体制だったのです。
それにもかかわらず、襲撃を受けて学生を多数死なせてしまった。
これでもう軍の方は引くに引けなくなってしまった。
この事件の報復として軍はすぐに拠点の空爆を行い、実行犯を討伐しているし。
シャリフ政権は最初融和政策を取ろうとしていたのだけれど、結局折り合いがつかず激突に発展してしまった。
昔は反米を旗印にしていたタリバーンも、今やイスラム教徒同士で殺しあう泥沼の事態に。
ちょっとこれは収拾がつきそうにないですわ。
◆ワールドリポート 国際部
COP20の話題。
温暖化対策で先進国と途上国の折り合いがつかない。
あと1年でまとめができるのか。
温暖化防止の資金を先進国からもらいたい途上国。
温暖化の責任を先進国と途上国の区別をなくしたい先進国。
自分たちは途上国だと言い張るものの、途上国と先進国の橋渡しはしない中華。
結局先進国から途上国への資金援助は盛り込まれず、温暖化対策の先進国と途上国の区別の撤廃もお流れ。
難しいんだってば。
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