ワールドネットワークは韓国から
【NHKラジオ第1(12/23)深夜+朝】
◆WN 韓国・チェジュ 坂野慎治
ソウル大学が発表した今年の十大トレンド商品。
・まず、映画「鳴梁」。
李舜臣将軍を扱った映画ですね。
旅客船の沈没事故でリーダーの不在に落胆していたので、こういった輝くリーダーというものが脚光を浴びたらしい。
レトロ、復古調から。
・「スナップバック」という帽子。
ドラマの影響らしいです。
・テレビのバラエティー番組、「花よりシリーズ」。
これは日本の漫画の花より男子からきたもの。
ミドル世代、シニア世代の俳優が出演したのが新鮮だったみたい。
・「義理」。
バラエティー番組の流行語とか。
ただ、沈没事故など義理人情を感じられない世相に嫌気が差して人気を博した感も。
・コラボレーション。
2つの違ったジャンルの音楽などのユニットの組み合わせで、それぞれのファン層をつかめるので人気。
ただし、商業優先っぽいのが難。
・「ターヨバス」。
テレビアニメとのコラボレーションで始まったバス。
韓国始まったな。
・ファンデーションタイプの新しい化粧品。
・「炭酸水」。
・「かき氷専門店」。
・「個人輸入、並行輸入」。
直接買った方が安いからというのが最大の理由。
◆ワールドリポート 国際この1年
香港抗議活動の話題。
きっかけは2017年に行われる香港政府のトップ、行政長官を選ぶのに民主派を事実上排除する決定をしたことから始まった。
まあ、共産党またはその影響下にある人だけ数人立候補させ、さあ選べとか言っても怒るわね。
学生たち抗議活動はバリケードが強制撤去されて終結したけど。
700万の人口に年間4000万人の中華観光客が来る香港。
中華観光客による買い占め、マナーの悪さ、投機マネーによる不動産の暴騰など。
次には中華人民共和国方式の愛国教育が予定されているとか。
香港人には頭にくることが多いらしい。
共産党は学生たちの要求は一顧だにせず、また中華本土では香港デモのことは情報統制している。
中華人民共和国内では所得格差の拡大、役人の腐敗の蔓延などに対する批判が共産党に向かうことを恐れている。
習近平政権になってから言論統制は強固になっている。
体制維持のためならなんでもするという余裕のなさの表れか。
そら、選挙で国民の支持を固める安倍政権を苦々しく思うわな。
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