「「筋肉」よりも「骨」を使え!」(甲野善紀、松村卓)
武術研究家の甲野さんは、筋力に頼った身体の使い方ではなく、無駄な力を使わずに最大限の効果を引き出す、日本古来の武術の身体操法を研究しています。
元スプリンターの松村さんは、追い風参考で10秒2の記録を持つ方です。
筋肉を鍛え上げてきた松村さんが、身体の使い方のほうに目を向けるきっかけとなったのが甲野さんです。
そして松村メソッドの申し子が、今話題の桐生祥秀くん。
この前、2015年3月28日、追い風参考ながら9秒87を出しました。
すごいですね。
本文の中では桐生くんにも話題が割かれています。
スポーツで筋肉を鍛える人がいますが、やり方を間違えると体のしなやかさが減り、しかも筋肉が過大になって骨折をしやすくなるということが良くあります。
良くあるのですが、これが全く改善されないのは不思議に思っていました。
筋骨隆々の野球選手がけがに泣いているのは良く聞く話です。
そもそも体の使い方が間違っていたら筋肉があっても役に立たないと。
昔のお百姓さん、特に女性はあの小さな体で米俵を複数担いでたんですよ。
日露戦争の時に、白兵戦から取っ組み合いになったとき、大きなロシア兵を小さな日本兵が投げ飛ばしたという逸話もあります。
けがをする練習が間違っていると、あまりにも常識に囚われているので指摘できないのでしょうか。
その他いっぱいお話がありますが、この内容、武道以外にも通じる分野があるのではないでしょうか。
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