複雑な思いが残った話題
NHKのマイあさラジオ、今週のオピニオンという番組の中でNPO法人代表理事の駒崎弘樹氏のお話として次のようなものがありました。
◇中2娘殺害へと母親を追い詰めた、強制退去という貧困刑(ダイアモンド)
http://diamond.jp/articles/-/73510
最初はすごくかわいそうな心が痛くなる話題に感じられました。
でもそのうちなんだか詩的な物語的な何かに思えてきました。
いわばマッチ売りの少女を読み終わった後の様な感覚といったらいいのか。
あるいは宗教画のような、
私の頭がおかしいのかもしれませんが、何かこう変な気持ちです。
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◆ラジオ深夜便
◇<WN>キューバ・ハバナ 是永禮子
キューバとアメリカの経済制裁解除への動き。
徐々に進んでいます。
アメリカのキューバに対するテロ支援国家指定が解除されました。
今は双方にある利益代表部を大使館に格上げする準備をしています。
これは法律を作ったり議会の承認を得たり手続きが大変なのですがそれがお仕事ですから。
オバマ大統領はグアンタナモ基地の返還についても前向きな発言をしていますが、これも法律を作ったり議会(以下略)
銀行の開設の有無も大事な話。
アメリカやキューバの利益代表部(プレ大使館)はそれぞれの国の銀行口座が持てません。
すなわち、必要があるときは直接払いに行かなければならないという…
これは面倒ですよ。
ちなみに日本とキューバの間には国交があるので銀行が利用可能でしたが、1行だけでした。
それが最近複数の銀行がキューバに口座を開けるようになって便利になったそうです。
キューバとアメリカの交渉が進んだのが影響しているのでしょうね。
◆マイあさラジオ
◇ニュースアップ
死者9千人近くを出したネパールの大地震から2か月。
現地はまだ支援を必要としています。
もともと国家予算の2割を外国からの資金援助に頼るほどの貧困の状況で、しかも王政をクーデターで廃止した後の政府に統率力がなく憲法制定も遅れている政情不安の中、大災害に見舞われるという三重苦。
かなりまずい。
5年前、貧困政情不安大地震の3コンボに見舞われたハイチが、5年後のいまだ復活の目途が立っていないことからもわかるように、どうも長期戦になりそうな予感です。
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