日本のいちばん長い日を見てきました
レイトショーで見てきました。
おっさんおばさんばかり、ヤマトより年齢層が上と言ったらいいのか。
さて、キャストですが阿南陸相に役所広司、昭和天皇に本木雅弘、鈴木首相に山崎努というなかなかに濃いメンバーでした。
鈴木内閣の組閣から玉音放送までの間を描いています。
本物がどうだったかは存じ上げませんが、山崎さんの鈴木首相が味がありすぎて持っていかれました。
そして本木さんの昭和天皇、こんなに玉音をたくさん流す映画は珍しい。
また、本木さんの演技はけっこうはまっていたのではないでしょうか。
素直に凄いと思います。
役所さんの阿南陸相はメインキャストなのですが、ものすごくいい人に描かれていてちょっと薄味だったのかな。
でも淡々といい演技をされていました。
ちょっとびっくりしたのが、東條英機役の人。
あまり知らない方ですが、すごく東條英機していました。
玉音放送が決定し和平反対派の若手将校が決起しますが、ちょっと見た目唐突だった気がするのが残念かな。
それでも若手将校の畑中少佐役の松坂桃李くんが、無茶な若者役をこなしてくれました。
いいよ、あの若いのが目を血走らせている感じ。
最後は玉音放送で終わります。
最後の夏は暑かったのだろうな。
戦後70年の夏に見ておく映画の一つだと思います。
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