anti roleとダークサイド、そしてケント・ギルバード氏のブログ
久しぶりにスターウォーズの最初の三部作(新たなる希望、帝国の逆襲、ジェダイの帰還)を見ました。
その登場人物の一人ダースベイダーは、若い頃最も実力のあるジェダイ、アナキン・スカイウォーカーだったのですが、暗黒面(ダークサイド)に囚われてダースベイダーとなったのでした。
このダークサイドに堕ちるのは、ヨーダの台詞
「恐れはダークサイドにつながる。恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へつながる。」
Fear is the path to the dark side. Fear leads to anger. Anger leads to hate. Hate leads to suffering.
にあるように負の感情です。
単純に欲望や悪への誘いというものではありません。
特にエピソード3(シスの復讐)を見た人は、正義や愛を希求したアナキンがついに暗黒面に堕ちてしまうのを覚えているでしょう。
このダークサイドへの変貌と、このブログで言っている反anti role=anti-anti roleの性質が似通っているのに気がつきました。
悪はanti roleで表されますが、悪を憎み攻撃する心は反anti-roleで、それは容易にanti-anti roleと化し、ついにはanti roleへと堕ちていくのです。
一緒だなと思いましたが、やはり同じように考える人はいるもので、こんなのがありました。
◆ジェダイの騎士とダークサイド(二カ国語)|ケント・ギルバート ブログ『ケント・ギルバートの知ってるつもり』 Powered by アメブロ:
http://ameblo.jp/workingkent/entry-11978907429.html
ケント・ギルバート氏の1年前のブログですが。
まあ、これを読めば私のブログは要りませんわね。
共産党や日本教職員組合に代表される左派の方々は、社会の悪と戦うために暗黒面に堕ちたのです。
そして左派の人々を悪として戦うために暗黒面に堕ちたのが、国士様を代表とする右派の方々です。
そんな風に考えることはできないでしょうか。
心しなければ誰しもダークサイドに堕ち得るのです。
そして正義や愛を求める心が過ぎれば、反anti roleからanti roleに転化するのです。
アナキンがダースベイダーになったように。
でも、最後にダースベイダーは父の心を取り戻したように、人は正義や愛で再び戻るのです。
そう思います。
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(NHK 1/18)
●WN ポーランド・ワルシャワ 岡崎恒夫
ポーランドの外国語教育について。
ポーランドではかつては外国語教育というとロシア語でしたが、1989年を境に英語が多くなっていて、ロシア語は反動で少なくなってしまいました。
日本語はというとワルシャワ大学では人気で、岡崎さんの教室では倍率が30倍だったとか。
さて、外国語教育はどれくらい早くからやったものかというのが議論になります。
ポーランドでは今は5歳から、小学校1年生からの外国語教育がされていますが、今度年齢を下げて3歳、幼稚園から行おうとしています。
これは自国語と外国語を同時に教えることで、外国語教育という構えを取り払うという考えです。
この考えと対極なのが台湾で、幼少期の外国語教育を禁止しています。
まずは自国語を習得してからという考えです。
これはどちらが正しいかというのはなかなか難しいものです。
ポーランド語と英語は近縁ですが、日本語と英語では文字も発音も文法も異なるので同じ土俵で話ができるかというと難しくなります。
ポーランドの取り組みがどのようになるか、将来に注目です。
●ワールドリポート シンガポール
アメリカFRBの利上げによって、新興国の通貨安が問題になっています。
マレーシアでは、FRBの利下げの他、マレーシアは産油国でもあるので原油価格の下落、更には政治不安と様々な要因で通貨安となっています。
通貨安により輸入品の価格が上昇し、さらにタイミングの悪いことに6%の消費税が導入されたことによって市民の暮らしを直撃しています。
またマレーシアは周辺諸国より賃金が高いことから外国人労働者が多数働いていますが、通貨安によりこれも打撃を受け、中には勤め先から逃亡する人も出ています。
マレーシアに出稼ぎに来た意味がないということになってしまいますので。
さらに中国経済の減速により中国の通貨も下落しており、これもマレーシア経済にはかなりの打撃となるのではないかと言われています。
●ニュースアップ
北朝鮮の四度目の核実験に対する新しい制裁について。
これまでの制裁に抜け穴があったので効果がなかったっとされています。
中国の出方に注目が集まっています。
●ワールドリポート バンコク・アジア総局
ミャンマーで初めての電車。
広島電鉄の車両(昭和30年製!)をミャンマーに持っていって、ミャンマーで初めての電車として動かします。
日本から技術者を派遣して、運行やメンテナンスについて指導を行ったということです。
古い車両ですがメンテナンスがしっかりしていればまだまだ動かせるということ。
今後は電化区間を延長してヤンゴンの環状線に接続する予定だそうで、これについても技術的なところを伝えていくということです。
また、ミャンマーの大きな都市間の高速鉄道も視野にあり、こちらは中国も狙っているので競争になりそうだとか。
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