中国共産党政府って好き勝手できていいよねえ
◆NHKラジオ第1(0301)
○ワールドリポート 香港
香港で中国政府の批判本を出版していた人が相次いで失踪、中国本土で拘束されていることが判明。
返還から50年は一国二制度を維持するとしていましたが既に香港返還から19年。
このままなし崩しに香港は中国共産党政府の支配下となるかどうか。
○ニュースアップ
近づくスーパーチューズデー。
まず共和党の状況ですが、トランプ候補が支持をキリスト教保守派やヒスパニック系まで広げています。
既存の政治を変えてくれるという期待がとても大きい。
クルーズ候補にとってキリスト教保守派が多い南部で巻き返しを図りたいところですが、ここで勝てないと大打撃。
また、ルビオ候補も主流派の本命となっていますが、負け続けるとその主流派に見限られる恐れも。
一方民主党はクリントン候補が盛り返しています。
さらに南部では黒人票が多く黒人に人気の高いクリントン候補は有利です。
また夫のビル・クリントン氏が南部アーカンソー州出身なこともあり、この点でも有利。
今後の選挙を占うスーパーチューズデーに注目です。
○ワールドリポート ニューヨーク・アメリカ総局
原油安で車社会である米国市民は経済的恩恵を受けています。
ただ、いいことばかりではなく原油安が株価の乱高下の原因になっているとういう話もあります。
更に米国は今世界一の原油生産国。
特にシェールオイルは採算コストが高い為、原油安は大変な痛手。
これに対して技術改良で1バレルあたり50ドルだった採算コストを1バレルあたり30ドルまで下げていて原油安に対応しています。
ただ、この前の1バレルあたり26ドルまで下がるととても厳しい。
またこのところの経済悪化で銀行が運転資金に対して厳しい査定をすることも考えられる為予断を許さないところ。
さらにシェールオイルについては将来性を見込んで金利の高い資金融資を受けているので、破綻すると今度は株式市場や債券市場が混乱することも。
これからの動きに注目です。
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