自由を叫ぶオオカミ少年は、誰だ
新聞社が報道の自由を言えば言うほど、報道の自由の価値が下がっていく気がする。
人権屋が人権を言えば言うほど、人権の価値が下がっていく気がする。
宗教家が信仰の自由を言えば言うほど、信仰の自由の価値が下がっていく気がする。
学者が学問の自由を言えば言うほど、学問の自由の価値が下がっていく気がする。
金持ちが商売の自由を言えば言うほど、商売の自由の価値が下がっていく気がする。
憂国の人が愛国心を言えば言うほど、愛国心の価値が下がっていく気がする。
政治家がその民主主義や共産主義や最高元首を絶賛すればするほど、その民主主義や共産主義や最高元首の価値が下がっていく気がする。
その国の人が自国を絶賛すればするほど、その国の価値が下がっていく気がする。
いずれにおいても、オオカミ少年の物語を見よ。
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◇“内閣府世論調査 「中国に親しみ感じない」過去最高 NHKニュース” 中国から文化を取り入れて進化してきたのが日本なのに、中国に親しみは感じないのか。 https://t.co/rNG8gYtlUn(zapaさんはTwitterを使っています)
https://twitter.com/zapa/status/708793774307053568
なんとなく言いたいことはわかるんですけどね。
私もそういう感慨はなくはないんですけどね。
◆内閣府世論調査 「中国に親しみ感じない」過去最高(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160312/k10010441191000.html
でもね、
◆図録▽米国・中国・韓国への親近感の推移:
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/7900.html
1989年6月4日の天安門事件以前は米国並みにあったのよ。
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