ワルシャワのベトナム人他
リベラルの風を受けて
あるいは異国情緒に魅せられて
自国の風流を厭い他国の風流を賛美する
それはいずこの国にもよくあること。
その後他国の風流が自分の理想とあまりに異なったり
他国の人が自国のことを悪しざまに語るを知る時
その心は他国の風流から離れ
自国を賛し他国を厭うこともあろう。
この流れを単に偏狭な愛国心として論難するのは
やや軽薄の感あり。
論難者の立場を皆一度は通過しているのだから。
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◆NHKラジオ第1(0307)
○WN ポーランド・ワルシャワ 岡崎恒夫
昔ベトナム戦争の後に疲弊したベトナムに対し、ポーランドが同じ共産国家の立場からベトナム人を受け入れて人材育成を行ったことがあります。
その際、多くのベトナム人は本国に戻らずにポーランドで暮らすようになったそうです。
そのベトナム人の2世や呼び寄せた家族などで、今ポーランドには3万人から5万人のベトナム人が暮らしているとか。
ちなみに在ポーランドの日本人は千人余り。
2世ともなると意識はポーランド人と同じで、電車の中でも若いベトナム人同士ポーランド語で会話しているみたいですが。
そんなポーランドにおけるベトナム人の話題でした。
○ワールドリポート カイロ
シリアの和平合意のその後。
政府軍とその後ろ盾のロシアの空爆は散発的に続いていて、それに対する反政府勢力の反撃も続いていて。
いつ和平合意が破たんしてもおかしくない状況とか。
○ワールドリポート パリ・ヨーロッパ総局
モロッコはアフリカの北西に位置し、人口は3千万人余り。
北アフリカのいわゆるアラブの春でも影響を受けず、経済は安定しています。
ヨーロッパ、スペインの目と鼻の先にあることから経済投資が注目されているようです。
ただ日本としてはモロッコ経済の情報が少ないため、投資先としてどれだけ有用かはこれからの判断になりそうですが。
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