「ゼロから始める魔法の書VI -詠月の魔女<上>-」(虎走かける)
しずまよりのりイラストのぜかまし第6巻。
組織<不完全な数字(セストウム)>の手がかりを追う為にゼロの故郷<弓月の森>に向かった一行。
ところがゼロの兄、十三番による強制召喚でウェニアス王国まで戻されてしまう。
なんてこったい。
しかし、詠月の魔女アルバスや犬面狼との邂逅のあと、ウェニアス王国が不穏な状況になっていることを知る。
この魔女と教会の諍いを全面戦争にまで拡大しようとする目論見は、やはりサナレか。
いい感じにゼロと傭兵のサーガになってきました。
第5巻で仲間になったリーリが可愛いですね。
この第6巻で「獣落ち」の在り様のいくばくかがまた明らかになります。
下巻でどんな展開になるのでしょうか。
世界探索、巻き込まれ系一人称語りのサーガはスレイヤーズなどでおなじみですが、作者の世界観がおもしろいとワクワクしますね。
第6巻のおことば。
「なるほどねぇ・・・・・・”支配”が目的なら”勝利”が要る。それには戦争が必要ってわけか」(傭兵)
« 【雑談】パナマ文書雑感 | トップページ | 【拡散】地震泥棒と地震性犯罪に注意、あと熊本県に直接募金可能 »
コメント