納豆からみる漢民族の交代とソマリランドにみる政府って何?
◆NHKラジオ(0929)
○WN イギリス・コルチェスター 黒川育子
医療制度についての話題。
医療制度が発達しているイギリスでも財政が厳しくなって医療費を削減。
赤字の地方が増えているとか。
そんな赤字の地方の一つで、喫煙者とBMIが30を超える人には緊急の場合以外手術をしないことに。
まあ禁煙指導は受けてくれというのと、BMI30を超えると手術がしにくいという実際面があるようです。
二つ目はタトゥーの話題。
企業の採用条件のタトゥー制限を緩和する動きがあるようです。
○ワールドリポート
南太平洋でのウナギの調査の話題。
○ニュースアップ
イスラエルのペレス元大統領が死去。
パレスチナ問題を和平交渉で解決しようとした立役者。
アラファト議長とか、当時の名前が懐かしい。
○ワールドリポート
難民をテーマにした難民映画祭が仙台を皮切りに各地で開催。
ドキュメンタリー11本を含む13本。
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NHKラジオ日曜の文化講演会を聞いて。
納豆文化が日本からミャンマーまで中華圏の辺境に広がって存在しているのに、中国大陸には納豆文化が無いのは何故だろうと。
元々漢民族にも納豆文化があったから周辺に広がっていったのであって、後に中国大陸には元の漢民族ではない人々が進出してきて文化を形成したので納豆文化が無くなったのかな。
もう一つはソマリランドの話。
ソマリアの中でも秩序が保たれている地域なのに国際的には承認されていないというねじれた状態。
中央政府はない(有力氏族が各領域を統治)、中央銀行もない(でも貨幣は流通)、軍隊もない(各氏族の民兵がいる。まるで戦国時代)、でも議会だけはあるという不思議状態。
国家を全て民営化したのと同じ状態。
政府がないからインフレもない。
世界の常識をひっくり返す存在、それがソマリランド。
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