どうなるTPP
◆NHKラジオ(0123)
○ワールドリポート
TPP(環太平洋経済連携協定)漂流で新興国への影響が大きそう。
TPPは関税の面もありますが法制度の面でも重要で、例えば外国人労働者の人権とかがあります。
TPPが難しくなることで、こうした法制度改革への動きが妨げられる可能性もあります。
一方でRCEP(東アジア地域包括的経済連携)はASEAN10カ国と、日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの計16ヵ国からなる広域経済連携ですが、関税の撤廃率がそれほどでもなく、環境や人権への配慮もあまりありません。
両方に参加している日本やオーストラリアはアメリカに考え直してもらいたいところですが、さて。
○ニュースアップ
駐日大使の一時帰国について、当初はほどなく韓国に戻ると思われていましたが、韓国が竹島にも像を建てるとか言い出したことから見通しが立たなくなってきました。
日本の世論が段々韓国に厳しくなってきましたし、韓国は日本が思い通りの行動を取らないのでまた日本を非難していますし。
北朝鮮は日韓の不和にしてやったりだとは思いますが、韓国は北朝鮮の策に乗りまくって周りが見えていないので、日本としては打つ手はあんまりないかも。
○ワールドリポート
英国のEU離脱や米国の大統領選挙で世論調査と結果が違うことが続出したので、フランスで世論調査に慎重な動きが。
今年のフランスの大統領選での世論調査を取りやめるという新聞社がでてきています。
世論調査の代わりに論評などを充実させるようですが、全体の評価が推し量れないという欠点があります。
このためある程度全体のわかる世論調査を引き続き行う新聞社もあります。
国民の考えを把握すると同時に自分たちの意見も表明しないといけない、新聞社も大変ですね。
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