「レアリアIII 運命の石 前篇・後篇」(雪乃紗衣)
帝国と王朝の争い。
5年の休戦が明ける直前の皇帝選。
休戦の延長を願う魔女家と、それを拒否する皇帝・法皇家。
それぞれが推す皇子二人。
魔女家のミアはアリル皇子とともに動くが様々な障害が立ち塞がる。
皇帝選の披露目の日を臨む本編。
そして4年前のグランゼリア城包囲戦を描く「碧落」。
雪乃紗衣氏の文章は詩的というより詩そのもので、本編は時系列も複雑で読むのはけっこう大変ですが、
世界観にはまればすごい。
それに碧落は涙なしには読めません。
長いですがこの世界観が好きな人にはおすすめ。
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