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2018年3月25日 (日)

ペンはチートか、愛国心はヘイトか

チトーなき後のユーゴスラビア、オスマンなき後の中東をみれば、
多様性のある社会を維持する困難さをあまり真剣に考えていないな、
というリベラリストをよく拝見する。
言葉が軽い、もう少し真剣に考えて、と思う。

*****

◇「ペンは剣より強し」→「そのペンは執行書にサインする権力者のペンだ」 「愛国心はならず者の最後の拠り所」→米独立運動に対する、イギリス人によるヘイトスピーチ 誤用をよく見るので覚えておこう(各務原 夕さんのツイート)
https://twitter.com/nekoguruma/status/977570151313825794

 「ペンは剣より強し」は、エドワード・ブルワー=リットン(英国)が19世紀に出した劇「リシュリューあるいは謀略(Richelieu; Or the Conspiracy)」にあるもの。
 作中で、17世紀フランス王国の宰相リシュリューは、第二幕第二場で

Richelieu(who has seated himself as to write, lifts the pen).
  True, - This!
Beneath the rule of men entirely great
The pen is mightier than the sword. Behold
The arch-enchanter's wand! - itself a nothing! -
But taking sorcery from the master hand
To paralyse the Caesars - and to strike
The loud earth breathless! - Take away the sword -
States can be saved without it!
(Wikiとかいろいろ引用)

 自分への暗殺計画は、宰相としての命令書で阻止できる。
 私(リシュリュー)を暗殺するなど寝言を言っていないで国の為に最善を尽くせ。
 と言っているように見える。
(全文を読んだからもっと違った意味が現れるのかもしれないが…)

 ペンは剣より強しは、権力者御用達って感じだろうか。
 昨今日本のマスコミで使われているのとはだいぶ違う。

 もしかしたら、ナポレオンの
「四つの敵意ある新聞のほうが千の銃剣よりも恐ろしい」
「世界には二つの力しかない。サーベルと精神というふたつの力である。そして最後には必ずサーベルは精神に打倒される」
 と混ざっているのだろうか。

 他にももっとあるので、誰が何を言っても正解のような…
 どう解釈しても正解ってやつは、決め台詞になるのだろうか?

 「愛国心はならず者の最後の拠り所」はなんとなくイギリスから独立しようとする植民地アメリカの「愛国者」をけなしているように見えるけど、「愛国心」を馬鹿にするという意味ではほとんどの文脈で使えるのではなかろうか。
 左翼が右翼の「愛国心」を馬鹿にするときにも、宗主国が植民地の「愛国心」を馬鹿にするときにも、先進国が後進国の「愛国心」を馬鹿にするときにも、いくらでも使おうと思えば使える。
 要するに「愛国心」が問題なのではなく、悪い意味のレッテルを貼られた「愛国心」は攻撃道具としてとても役に立つのだろう。

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