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2018年5月26日 (土)

宇宙戦艦ヤマト2202第五章を見た+新旧ヤマトについて雑感

 宇宙戦艦ヤマト2202第五章を初日に見てきた。
 新作はすごいことやるなあ(呆れ顔+誉め言葉)というのが印象。
 スタッフの「ファンに展開を予測させる気はさらさらないぜ」感に圧倒される。
 仕方がないので第七章まで付き合ってみるか。

 宇宙戦艦ヤマトについていろいろ議論があるのだが、そもそも第一作と、「さらば」および2(以下、さらばで統一)は違っている。第一作は西遊記が下敷きとして存在してそこに太平洋戦争(但し敵をナチスに変更)を材料に盛り付けしたもの。さらばは太平洋戦争(但し原爆の代わりに白色彗星を導入)が下敷きとして存在してそこにキリスト教に代表される宗教対立を材料に盛り付けしたもの。
 もう少し付け足すと、イスカンダルは天竺でありコスモクリーナーは経典である。テレザートはエルサレムでありテレサは宗教的正当性である。

 それ故第一作とさらばと続編の扱いで議論が産まれるのは当たり前といえる。
 ヤマトでよく用いられる「愛」も、上述の通り第一作では仏教的、さらばではキリスト教的なものになっている。だからこそ「愛」について、第一作とさらばが同じであると感じる人と違うと感じる人が出てくるのだと思う。

 ヤマトで宗教を持ち出すのはそんなに奇妙なことではない。西遊記がベースというのは基本的設定であるし、テレサはあまりに宗教的である。さらにIIIではシャルバート教という汎銀河宗教の存在があるくらいなのだ。

 2199は第一作と基本的な構成は変えていない。
 続編である「方舟」では「完結編」で出てきたアクエリアス(アケーリアス)を材料に追加し、汎人類概念を導入している。アケーリアス遺跡は人類数百万年の遺跡を模したもの。マゼランを含む天の川銀河の全人類がアケーリアス起源というのは人類がアフリカ起源というのと同じである。

 2202もさらばと基本的な構成は同じはずである。
 そうであるから、2202でも地球対ガトランティスは宗教戦争を行っている。さらばでも2202でもガトランティスが間違った教義解釈(力こそ正義、死こそ恩寵)、地球(ヤマト)はテレサの愛の教えを正しく承継しているという立場で。

 だから2202がどうなるかというと、ガトランティスが排除され(全銀河の人類の滅亡の阻止)、地球側が勝つ(全銀河の人類が生き残る)ということになるだろう。
 さらばとあまりに違うと思う人にとって、2199から引きずられたガミラス設定(一部はイスカンダル設定も)は受け入れられないだろうし、さらばで存在したガトランティス設定(一部はテレサ設定も)からの差分が我慢できないかもしれない。一番我慢できないことはガミラス設定を深く掘り下げすぎているという点なのかもしれない。
 しかしガミラス設定はさらばにとっては香辛料であって皿でも材料でもない。
 ただ合わない人には合わないというものだろう。

 という話を勝手に書いてみた。
 異論は認める。

 11月2日の第六章は見に行きますよ。
 第七章まで確認せねばいけませんから。

*****

◆NHKラジオ(0526)
〔ワールドネットワーク〕
○オーストリア・ウィーン 小野寺るみ
 オーストリアのカフェ文化のお話。

*****
◆カルチャーラジオ 科学と人間「AI(人工知能)の現状と展望」(8)[終]
自動運転、ディープラーニング、医療応用など先端動向の実態【軍事に応用されるAI】 (株)KDDI総合研究所…小林雅一
http://www4.nhk.or.jp/P3065/x/2018-05-25/06/71366/3660214/

 軍事研究という名称だけで毛嫌いするのはたぶん間違い、結局民生用にしかならない研究もある。
 とはいえ「ターミネーター」の世界が絵空事ではないことには注意すべき。

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