いつも議論が噛み合わないのは
リベラルやコンサバはそれぞれの主義によって立つと見えた。
それ故、リベラルとコンサバはそれぞれを敵視し合っていると見えた。
しかしそれは違った。
自己をリベラルまたはコンサバと規定し、
自分の意に沿わないものを逆にコンサバまたはリベラルとしているだけだった。
それ故に、自分に賛成しないものは反対の派閥で、
自分の反対の派閥を憎悪しない者は自分の敵とした。
あるいは自分が嫌いな者を設定し、その反対の派閥に自分の身を置く。
自分が嫌いな者を擁護する議論は、どのようなものも間違いである。
これは個人とか思想とかだけではなく、国家とか民族とかにも当てはまる。
何か「理論的」なものに見えて、実は「感情的」なものだったりする。
昔の偉人の遺した資料からもほの見える。
人は神仏ではなかった。
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