「甘々と稲妻 12」(雨隠ギド)
妻を亡くした高校教師と幼稚園の娘。
忙しさと料理ができないことからコンビニ弁当に頼っていた父親が、テレビの料理を見た娘にお母さんにあの料理を作って欲しいと言われた時から物語は始まりました。
助けを求めて駆け込んだ料理屋で、そこにいた料理屋の少女と三人での料理の探検が始まります。
料理コミックの中に入ると思いますが、父と娘の成長を一緒に描いていてなんだかほっこしります。
そして料理屋の少女の成長も一緒に描かれています。
今回が最終巻、いろいろな想いが重なりながら物語は閉じていきます。
これからの展開を予想させながら、とてもきれいな終わり方をしています。
いいマンガに出合ったなあと、そう思わせる作品です。
料理に興味ある人にもそれほどでもない人にも、ぜひ読んでいただきたいシリーズです。
« 国民国家制の超越としての一帯一路やEU | トップページ | いじめについて思うこと »
コメント