「ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~」(三上延)
ふとしたきっかけで本が読むことができない体質になってしまった大輔。
古本を売るために古本屋「ビブリア古書堂」を訪れた大輔は、店主の栞子に不思議な話を聞かされます。
そこからミステリーが加速していきます。
ひどい人見知りな栞子が本のことになると別人のように饒舌になるギャップに惹かれる人も多いのではないでしょうか。
栞子はけがで入院中なのですが、事件や謎を見てきたように言い当てるのです。
安楽椅子の探偵ならぬベッドの上の探偵。
そんなミステリー、本にまつわる様々が描かれて行きます。
ちょっと不思議な雰囲気のミステリーですね。
« 天文学者は地上最強の生物?—天文台マダムに聞く | トップページ | 君達の国で『ノートルダム大聖堂』喪失に相当するのはどんなことか? »
コメント
« 天文学者は地上最強の生物?—天文台マダムに聞く | トップページ | 君達の国で『ノートルダム大聖堂』喪失に相当するのはどんなことか? »
私の数少ない趣味の一つは、古本屋巡りです。都内の古本屋ならば、おそらく100店舗以上、回ったはずです。もっとも頻繁に利用するのは、そのうち12店ぐらいです。
ただ、稀覯本には興味はなく、ひたすら安く良書を買い漁りたいだけですから、古本屋さんにはあまり嬉しい客ではないでしょうね。
このシリーズ、けっこう気に入って読んでいます。ラノベは落差が激しいのですが、これはなかなかだと楽しんでいます。
投稿: ヌマンタ | 2019年4月22日 (月) 18時26分
ヌマンタさん、こんばんは。
古本屋さんを100店以上ですか、それはすごいですね。
私はそういった経験があまりないので、この作品も知らない世界を覗く感じで見ていました。
栞子さんという異能の人のせいか、面白いテンポの小説になっていますね。
図書館で借りたので続刊が置いてあったらまた読んでみようと思います。
投稿: しろぎつね | 2019年4月24日 (水) 23時54分