「心を育てる」(なだいなだ)
~杉林がいいか 雑木林がいいか
なだいなだ先生の所に杉の精がやってきて、日本の教育について論じるという形のもの。
日本の歴史では杉の影響が大きい、教育は杉林のようとのこと。
まるで植林のようだと。
日本社会論もあって、マスコミは事件主義だと。
マスコミの存在の為に事件を騒いでいるのだと。
何か心当たりがたくさんありますね。
教育の失敗例に目が行ってしまいがちだが、見るべきは教育の成功例たるエリート。
エリートを見れば上手くいっている点とうまくいっていない点がわかるとか。
エリートの見事な姿だけでなく、みっともない点を見れば問題点が見えてくるかも。
発行が2000年、くせがありますがなかなか面白いことが書いてある本です。
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