アウトランダーズ
さくら
あれ、珍しいコミック読んでるのね。
しろぎつね
「アウトランダーズ」、真鍋譲治の作品で1980年代のものだね。
さくら
昭和かあ。今は令和だから2つ時代が前ね。
しろぎつね
2つ・・・まあそうだな。真鍋譲治のキャラクターは魅力的で好きなんだ。特に獣人がいい。
さくら
そこか、そこなのか・・・
しろぎつね
ま、まあ。
ある日異星人が東京に襲来。そこで主人公のカメラマン哲也はたまたま地球に降り立った異星人の王女カームと出会うというボーイミーツガールだよ。
さくら
恋愛ものなんだ。
しろぎつね
恋愛ものなのは間違いないけど・・・最初っから最後まで地球人と異星人の殺し合い、戦争の連続だよ。哲也とカームも殺し合いから始まっている。
さくら
何それ、殺伐とし過ぎてない。
しろぎつね
そりゃ殺伐としているよ。地球も銀河帝国の帝星も文字通りの意味で滅亡、銀河帝国の敵も滅亡。
さくら
救いがないじゃない。
しろぎつね
そうなんだけど、哲也とカームを支える人々の男気がすごいんだ。女性も男性もいるけどその浪花節がたまらないんだ。
さくら
最後はどうなるの。
しろぎつね
故郷を失った哲也とカームが、彼らを守って散っていった人々の思いを胸に、銀河の片隅でささやかに暮らしているところで終わる。まあ、とにかく一度読んでみるといいよ。
さくら
けっこう昔の本だから、電子書籍が一番手っ取り早いのかしら。
過去の作品を読んでみるというのもいいものね。
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◆NHKラジオ(0516)
〔ワールドネットワーク〕
○オーストラリア・メルボルン 黒木愛子
オーストラリアから新人さん。
最初はメルボルンでの生活の様子など。
○ワールドリポート
東京オリンピックに向けて各国の大使館が小学校に講師を派遣。
将来その国を応援してくれるかもしれないので、各国とも割と本気。
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懐かしい漫画ですね。全巻持っていますが、どこに仕舞ったか覚えてないです。
この頃は、まだSF自体、あまり一般的ではなかったので、かなりの人気作であったのに、日陰者扱いされていたのが不憫でした。
エンターテイメント作品として、十分楽しい作品だと思うのですが、早過ぎた作品でもあったと思います。
投稿: ヌマンタ | 2019年5月21日 (火) 16時21分
昔ちょっと読んだだけですが、今でも覚えているくらい印象的な漫画でした。
令和になって読み返して、ストーリーをだいたい覚えていることに驚いたりします。そんなにメジャーじゃなかったんですけどね。
今でも通用するような絵だと思います。
ふと見つけたときは懐かしかったですね。
投稿: しろぎつね | 2019年5月21日 (火) 20時49分