ノストラダムス、メディアの質
しろぎつね
20世紀末にノストラダムスの大予言というのが流行ったね。
さくら
1999年7の月に人類滅亡とか言ってたやつ?
しろぎつね
そそ。いろいろな人が本を書いたんだよね。
その中で記憶に残っているのが加治木義博氏、彼は人類滅亡はないと主張する派の人だった。
さくら
まあ、人類滅亡はしなかったから正しかったのかしら。
しろぎつね
ノストラダムス本って時点でどれも同じようなものだったんだけどね。
ただ、加治木氏の本で印象に残っているのがいくつかあってね。
さくら
どんなの?
しろぎつね
まず、中東からヨーロッパに無数の小舟で数百万の兵が攻め込むってところ。
ヨーロッパは深く攻め込まれる、と。
さくら
え、それって兵士じゃなくて難民だったらそのままじゃない。
しろぎつね
そうなんだ。あと、イスラムにマフディという指導者が現れ、ヨーロッパには偽キリストが出現すると。
さくら
アルカイダとかISとかっぽいね。偽キリストって誰だろう?
しろぎつね
それはわからんねえ。ひょっとしたら人じゃなくて意識なのかねえ。
あと加治木本には中国が2億の兵で世界に攻め込むってのもあった。
さくら
穏やかじゃないけど・・・軍事基地を中国国外にたくさん作って、隠密が世界中の政府や企業に入り込んでいるのをみるとなんか納得するわ。
しろぎつね
加治木本はアナグラムというかダジャレだという評価がほとんど。まあ、ノストラダムス本だから。
中には面白いのもあるんだよね。
さくら
不思議な本もあったものね。
*****
N社がどうもR社の記事を焼き直して「スクープ」としたらしい。
記者によると、Nグループは「専門誌に出ている記事を後追いしても全国紙が書いてなければスクープ」という慣行があるらしい。
メディアの質とはこんなものなのか。
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