アフリカは独立してもフランスの影がまだまだ濃い
◆NHKラジオ(0213)
〔ワールドネットワーク〕
○ベナン・コトヌー 石田泰久
ベナンのお金の話題。
ベナンの通貨はフランセファー。
セネガル発行の西アフリカのフランセファーと、カメルーン発行の中央アフリカのフランセファーと2種類あります。
ややこしい。
ただ、アフリカ諸国独立時にフランスが通貨発行権を取ってしまって、外貨準備高の半分はフランスに置かなくてはならないなど、ちょっと植民地支配の残滓がある感じ。
そのため西アフリカでエコーという独自通貨を発行することになったのですが、2020年でも動きがないです。
通貨発行のノウハウが未経験なのがネックになってしまっているのか。
もう一つ、硬貨の話題も。
ここでも通貨の発行能力のためか、例えば1セファー硬貨が足りないようです。
買い物のおつりの時に困りますが、なあなあでやっているみたい。
経理処理の時には困るそうです。
民間でも公共でも領収書や請求書が出ないことが多いし、金額が合わないことが多い。
こういうなあなあで、いやみんな困っているようなのですが、税収ひいては財政にも影響しているみたい。
いろいろ大変。
○ワールドリポート
フェムテックというのはテクノロジーによって女性特有の問題を解決しようというもの。
女性の性や性生活など、これまではタブーとされていた分野で、こういった分野への投資や技術開発が盛んになっています。
投資や研究はこれまで男性中心だったのですが、女性を視野に入れた動きになっています。
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