「銀河連合日本XIII」(松本保羽※)
地球世界でのいざこざに決着をつけるべく実現した、日本のティエルクマスカへの加盟。
銀河連合日本が誕生し、新たな時代が始まります。
そして訪れるは、5千万光年彼方からの宇宙人様御一行。
鳥型、獣型、魚型、火星人型、エルフ型、そしてグレイ型が宇宙船に乗って地球に現れる様は圧巻です。
調印式の後に開催されるは、柏木とフェルの結婚式。
やがて宇宙人たちは地球から母国に帰還し、物語は静かに流れていくのです。
第一部はこの13巻で一つの終わりとなります。
ネットではこの後の時代を描いた作品が描かれていますが、さらにフィールドが広くなっていますね。
ゲートと同じく、現代社会をちょっと改編した、いわば架空戦記ラノベの範疇に入るのでしょうか。
なかなか味のある作品で、ネット時代から作品化を期待していました。
10巻程度と思っていたのですが、意外とありましたね。
この物語で活躍しているのは、実力部隊としては自衛隊とヤルバーン組あとまあヤル研の人びとが目立っています。
しかし一番キーを握っているのは、実はニーラ博士ではないかと思っています。
やらかしているとも言いますが。
ニーラ博士はこの物語のもう一つのアイコンになると思っていましたが、物語の核心にいつもいましたね。
ドジっ子ですが…
※「松」は木へんに船のつくり
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