ハッシュタグ検察庁法改正案に抗議します事件
「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグがTwitterで多数広がり、有名人や俳優・声優、漫画家まで一斉に投稿した事件。
国家公務員の定年延長の話だったのですが、なぜか黒川東京高検検事長の定年延長のためだとか、検事総長にするためだとか、司法への介入だとか、そういった方向での批判が出てきたわけです。
黒川検事長の定年延長は閣議決定されていますので、この改正があろうがなかろうが関係ありませんし年齢的に黒川氏は検事総長になれません。検事は行政に属しますので司法とは関係ありません。
本当は立法的な瑕疵があるかどうかということについて議論すべきだとは思いますが、あまりに専門的すぎるのでここでは扱いません。
今回驚いたのは、上述のように有名人や俳優・声優、漫画家など、ネームバリューのある人が多数投稿したことです。ポリティカルな人はけっこういますが、ここまで多いというのは異常です。どうして異常かというと、この程度の問題は過去それこそ森友からこちら何度もあり多くの有名人が投稿しましたが、これまではここまで盛り上がることはありませんでした。そして、失礼ながらこういった話題にそんなに関心ないだろうという界隈からも多数投稿があったことです。けっこうマイナーな話題ですよ、これ。
概況的にいうと、今回フィクサーがいてそれなりの材料があればこれだけの数を動員できることが分かったということです。これはフィクサー側にはよい予行演習となったと思われますが、国民の側でも何事か気づく人が増えたことになります。
今回やけに朝日新聞が強硬姿勢をとっていますし、中国も尖閣諸島に対して挑戦的な発言を続けています。
この度は国民の側が動じなかったということでほぼ防疫成功という感じですが、これからどの集団から挑発が出てくるか、注視する必要がありますね。
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◆NHKラジオ(0512)
○ワールドリポート
フランスでは新型コロナウイルス対策として高齢者施設で面会謝絶していました。
しかし、家族と会わないことで認知症やうつ状態になる高齢者が続出、そこで十分な感染対策を取る条件で面会を再開しました。
職員の負担も重いので、面会は20~30分で仕切り越しですが高齢者には良かったみたいです。
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