尾身先生に対する言葉の暴力事件
予算委員会で立憲民主党福山議員が、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の副座長(新型インフルエンザ等対策有識者会議では会長)の尾身先生に対して、自分の思った返答が得られなかったことからかなりひどい態度で接していた事件。政治家ではない民間の専門家に対する言い方としては大変異例。
医療関係者からは福山議員の態度に対して次々と疑問が投げかけられた。
尾身先生は世界保健機構(WHO)の事務局長の座を中国が推すマーガレット・チャン氏と争って敗れたものの、退任後に世界保健機関より西太平洋地域事務局の名誉事務局長の称号が贈られた程の人物。2009年新型インフルエンザパンデミックの際には新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会の委員長を務めている、いわばプロ中のプロ。
銀河英雄伝説で査問会に呼ばれたヤンをいじめるオリベイラを想定する人もいて、なるほどと。
するとトリューニヒトは誰かなあ。
ともあれ、門閥貴族が自分に都合の良いことを言わない人間を恫喝し、自分の政敵が操っているように考えて攻撃する様は、ちょっとみっともないと思うのですよ。
国会議員は国民の代表であって貴族ではない。うわべだけでなく自分の言動にきちんと反映できるかで、その人の器量の良しあしがわかります。偉そうに振舞うのは多分負けフラグ。
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◆NHKラジオ(0513)
○ワールドリポート
中国でライブコマースというネット通販が拡大中。
新型コロナウイルスの影響で実店舗での売り上げが大打撃を受けたことからネットに活路を求めた形。
新しい形の商売が生まれていますね。
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