「はつ恋連合艦隊」(本吉隆、まもウィリアムズ)
明治の日本海軍創建から昭和20年の日本海軍終焉までが描かれた本です。。
表紙イラストや漫画部分は萌え系なので中身も柔らかいのかと一見思ってしまいますが、結構本格的に歴史を綴っています。
日清戦争、そして日露戦争の日本海海戦で世界デビューした日本海軍。
昭和時代になり日米戦に突入します。
真珠湾攻撃、スラバヤ沖海戦、珊瑚海海戦と勝ち続けた後、ミッドウェー海戦で大敗します。
その後ソロモン海戦、マリアナ沖海戦で負け続け、レイテ沖海戦で戦力の大半を喪失します。
そして沖縄決戦に向け、戦艦大和が坊ノ岬沖で撃沈、敗戦により日本海軍はその歴史を閉じます。
彼我の戦史のことがきちんと書かれているなかなか良い本だと思います。
表紙で損していると思わなくもないですけどね。
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