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2020年7月31日 (金)

身分に関係なく能力のある者が支配する世界の帰結

さくら
 こんなニュースがあったわよ。
「知的・精神障害がある男性(当時36歳)が自治会の役員らに障害者であることを記した書面を書くよう強要され、自殺したとして、男性の両親が自治会と役員らに計2500万円の賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。(毎日新聞)」

しろぎつね
 ほう。

さくら
 自治会の班長を選ぶのに自分は障害者だから外してほしいと言ったんだけど、「特別扱いできない」って。
 それで理由を書いた書面を出したんだけど他の人にも見せると言ったので絶望して、ってことらしいの。

しろぎつね
 なんというかすごい事件だな。

さくら
 どうにかならなかったものかしら。

しろぎつね
 近代社会は特別扱いはできないからねえ。
 理由がいるからなあ。

さくら
 近代って弱者に優しいんじゃないの?

しろぎつね
 近代になって身分制度はなくなっったんだけど、今度は能力制度になったからねえ。
 なんとなれば「身分に関係なく能力のある者が支配する世界」を望んだから。

さくら
 うっ。

しろぎつね
 こうして弱者の特権は奪われ、弱肉強食のフィールドが出現するんだ。

さくら
 いやだわ。

*****
◆NHKラジオ(7/31)
〇香港と中国のこれから
 香港がイギリスから中国に返還されても、しばらくは香港が先進国を中心とする海外からの投資の中継地となっていました。香港が窓口になって中国に資金が流れていたわけです。先進国にとっても香港は魅力だったわけです。
 中国が経済力を強めた結果、中国国内の優先事項が経済成長から国内安定に変化しました。それと同時に香港は中国にとって外国、アフリカや第三世界に対する資本供与の窓口に変化することになります。
 ただ、先進国にとって香港が魅力がなくなり、中国が香港の魅力を使い果たしてしまったら、その後どうなるのでしょうか。
 中国の見識が問われるところとなります。

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