しろぎつね分類について再び
人類社会の構成を考えた時、以下の6種類の区分が主流となる。
・第1列:行政機構、国や自治体による統治の区分
・第2列:郷里の名主や国人といった直接住民と関与する区分
・第3列:軍事
・第4列:商業、経済、金融などの区分
・第5列:放送、出版など情報を扱う区分
・第6列:宗教
この形が基本形だが実際にはもう少し複雑になる。
例えば、第1列を運用するのには政党による指導が一般的であるが、国によって政党の立ち位置は異なる。
第2列は行政が指導することもあれば、郷里の独自色が強いところもある。指導者が名主や国人の場合や政党や宗教の場合がある。
第3列は指導者が行政や政党の場合と軍独自の場合がある。これは国によりかなり違いや特色がある。
第4列は、これも国によって異なるが、行政、政党の影響力が強いもの、または経済団体独自のものがある。その国の経済の仕組みと密接に関係している。
第5列は政治の仕組みにより各国でそれぞれ異なる。基本的には独自で動くはずだが、政党、行政が積極的に関与したり政治団体が深く関わったり、色が付くことが多々ある。
第6列は、これこそ独自で動くはずだが、政党による規制が強い国もある。逆に宗教が第1列に深く関与する国もある。
今回は第1列から第6列について簡単に説明した。
以降はこの区分を用いて説明する予定である。
今回のちょっとした追記。
第1列や第2列から外れた社会活動としてボランティアに区分されるものがある。行政の代わりに独自の動きをするもので、第1列や第2列に組み入れられる時もあるが、本来は第1列や第2列第1列や第2列から独立したもの。
もう一つ、第1列や第2列が処理しないものとして、やくざや暴力団、マフィアなどの活動がある。彼らの活動は違法、脱法であるにも関わらず社会を構成するので、彼らは自分たちをボランティアと位置付けることがある。
しかし、ボランティアというものは遵法であるので、それは違う。
表からこぼれた仕事と言えど同一視はできない。
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