「天皇はなぜ万世一系なのか」(本郷和人)
日本中世史が専門の本郷先生の本です。
題名の天皇万世一系の話より、古来からの役職における家と才能の話が主役な気がします。
なんたって万世一系はほぼ偶然という論ですから、なるほどこういう結論でもいいんだと思いました。
才よりも徳を重んじることをよしとしながら、やはり伝統的には重代(世襲)を第一に考えていた歴史があるのですね。
古代から近世への歴史の話は面白いので、なかなか読んでいて楽しいです。
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