「太平洋諸島の歴史を知るための60章 -日本とのかかわり」(石森大知、丹羽典夫編集)
太平洋諸島の歴史は、一般的には先住民およびヨーロッパ系の人々の視点から見たものが主なものですが、本書は日本とのかかわりに重点を置いて書かれています。
植民地時代以前、植民地時代、太平洋戦争、戦後、そして現在という流れで60章が進んでいきます。
南洋への日本の進出、歴史ハワイとの関係など、戦前の日本と太平洋諸島との歴史はなかなか面白いです。
戦後も太平洋諸島と日本とのつながりは深いものがあります。
これから先の時代を見ていくためにも、一度歴史をおさらいするには良い本だと思います。
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